【DT】
DTとは、「データトランスフォーム」の意で、劣悪な環境下でも人が生活できるように、細胞そのものを強化(超細胞化)するものである。この強化を「形質転換」と呼び、DTはその転換を科学的に発生させる化学物質。そしてそれは、地球上全ての生物が、かつては持ち得ていたもの……

【エイトロン】
変種のDTプログラムを持つ人工生命体。その身体は細胞と酷似した要因を兼ね備えるが、非生物であるがゆえに細胞分裂を行えない。形成素材は限定されず、ありとあらゆる物質がその素材となりうる。ただし生物を素材とする事は出来ない。物質を粒子レベルまで分解し、独自の遺伝子マップに基づき形成を行うのだが、生命自体固有の遺伝子マップを持つためにそれが出来ない。これはクラスタの持つ「生命の保存」原理に関係する。

【クラスター(256TB)】
科学物質DTは研究開発する上で、その全てをサポートするスーパーコンピュータの存在が必要となった。カオス論をもサポートする従来に無い柔軟な思考を持ったコンピュータ。そこで生まれたコンピュータシステムが「クラスター」であった。その柔軟な思考回路は人間的な感性覚原理を持ち、命令された事だけでなく自らが考え行動するということも可能にした。それゆえに、コンピュータではなくDTの共同開発者として誤解される事もある。
27年前に打ち上げられた資源探査衛星(※)「LANDSAT III」。過去打ち上げられた人工衛星は全てCITY間の争いによって損傷を受け、現在は使用不可能な状態で地球を回っている。「LANDSAT III」もその一つで、CITY間で争いの際に損傷を受けた後、手付かずのまま廃棄された。DT開発のサポートコンピュータシステムであった「クラスター」はCITY側の手から逃れるため、この廃棄衛生へと逃げ込んだ。
(※:表向きは資源探査衛星とされるが、軍事衛生。しかし、軍事衛生としての 実態は知られぬままに廃棄された。)

【形成素材による能力の無限性】
エイトロンは他の物質を用いて自己を形成し、形成後の能力や特性は形成物質に左右される。水であれば液状化物体の様な形成になり、鉄鉱石であれば耐久力を持つ硬質の状態になる。液質と硬質という対照的な二つの物質を使用した場合等がそれにあたる。形成物質の複合により、複雑な能力や特性を持ち得た形成も可能。(液状化物質による形成=映画「ターミネーター」に登場する「T2000」等。)また、エイトロンの身長や質量も形成素材の質や量に左右されるため、一定では無い。

【エイトロン思考形態】
エイトロンは無機質なロボット的ビジュアルではあるが、その思考回路は数値的なコンピュータ然としたものではなく、どこかしらアバウトでファジーな雰囲気を醸し出す。それはあたかも少年達と同じ心を持つかの様に。

【エイトロン出現方法】
衛星軌道上を回る、廃棄された人工衛星「ランドサット III」。そこに存在するクラスタは、主人公達の危機に際してエイトロンを送り込む。ランドサット IIIは物質の溶解と分解、エイトロン形成のDTプログラムを含んだビームを目的地点へ放射し、エイトロンを出現させる。ただし、結合方法は脆弱な水素結合とレーザーに含まれたエネルギーを糧とするため、その形成維持には制限時間を余儀なくされる。また、目標地点がビームの直線状に存在しない場合は、他の廃棄された人工衛星のソーラーパネルを利用。数回の反射によって角度を変え、目的地への放射を可能にする。



原案:伊波正文 監督:アミノテツロー シリーズ構成:柿沼秀樹 キャラクター原案:市田善 キャラクターデザイン:田中良 メカニックデザイン:石垣純哉 製作/著作:フジテレビ、サンライズ

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