ストーリー

12

しおり(佐藤千亜妃)は、卒業を直前に控えた中学三年生。父を亡くし、母・まさみ(キムラ緑子)と姉・愛子(佐藤仁美)、そして、生まれたばかりの愛子の娘・しまこと、女4人で暮らしている。しおりは、いまどきの中学生には珍しく携帯電話も持っていない、星が大好きなごく普通の女の子だった。
そんなしおりには、気になって仕方ない男の子がいた。クラスメートで野球部員の恭平(塩澤英真)だ。しかし彼女は、告白はもちろん、親友の陽子(朝倉えりか)にさえ自分の気持ちを明かせないでいた。野球に打ち込む恭平の姿を陰から見ていたり、偶然を装って一緒に登校するために一生懸命早起きしたり…積極的な行動は何もできないまま、ただ毎日が過ぎていく。
そんなある日、恭平が卒業アルバム委員になったことを知ったしおりは、自ら立候補してアルバム委員になるが…。