ストーリー

ストーリー

 池内麻子(54・浅野温子)。独身。スタイリストを数人抱える会社の社長。兼、「ライフスタイリスト」として、雑誌などで活躍中。ここ数年――限りなく10年近く、恋はしていない。ときめく能力が低下したような気がしてちょっと寂しい気もするが、楽でもある。仕事が楽しいし、早川夏子という大親友もいてくれる。良き女友達こそ人生の宝だ。
 早川夏子(54・浅野ゆう子)。夫あり。子どもなし。夫の圭介が経営するチャイニーズレストランのマダムとして、ちょっとした人気者。ただ圭介の事業があまりうまくいっていないのが心配の種。死ぬまでに、どうしてもやりたいこと、それは親友の麻子を結婚させること。麻子にはひとりの女としても最高に幸せになってもらいたいと願っている。
 早川圭介(61・岩城滉一)。夏子の夫。夏子の親友の麻子は、彼にとっても親友のような存在(最初は麻子の恋人だった)。以前から海外家具の輸入販売の仕事をしていたが、現在はそれに加えて飲食店を数軒経営。が、実はあまり経営状態は良好とは言えないのだった。

 今回もやはり物語は、圭介の浮気で傷付いた夏子が麻子の家に押しかけてくるところから始まる。大きな荷物を持った夏子が、麻子が住む一軒家に転がり込んできた。あきれる麻子だが、今回はいつもにも増してシビア。圭介に隠し子がいたことが発覚したのだ。しかも子どもはまだ1歳3カ月の男の子、そして母親・樹李亜=浮気相手は24歳というとんでもなく若い女性で、子どもを圭介に預けてアメリカへ旅立ってしまい連絡もつかないという。またしても、夏子夫婦のもめごとに巻き込まれる麻子。

 その麻子に、新たな恋が訪れる。夏子と圭介の代理で、樹李亜が雇った弁護士と向き合うことになるのだ。瀬戸恭一郎(58・草刈正雄)。離婚歴ありの独身。樹李亜の死んだ父親の友人だったという。その縁で突然相談を受けたという最初は立場上敵対する麻子と瀬戸だったが次第に二人の距離は近付いていくのだった。一方、離婚の危機に面した夏子を優しく励ますのは、従業員の石堂リュウ(26)で、2人の間にも深い秘密が……。
史上最大の危機を迎えた夏子夫婦の行く末は。そしてもはや恋の仕方を忘れかけている麻子は人生の大きな決断を下す時が来るのか。その決断とは・・・!?