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『大貧乏』への出演が決まった時のご感想はいかがでしたか?
「今回のような大役で民放ドラマに出演することがなかったので、仕事もそうですけど、自分自身がどんな生活になるんだろう? と言うのが不安でもあり、楽しみにもなりました。実際に撮影が始まると、想像よりバタバタしていて、撮影後は“寝落ち”ばっかりで…楽しいです。意外とエネルギーを使っているみたいです。役者の先輩たちばかりに囲まれているというのもあり、日々、いい緊張感に包まれていて疲れてるっぽいですね(笑)」
現場の雰囲気はいかがですか?
「すごく楽しいですよ。でも、楽しいのも疲れますから。僕、あんまり体が丈夫じゃないのかな? 現場でも、お腹痛いとか頭痛いとか言っちゃって、小雪さんにいつも怒られるんですよ(笑)。怒られると言うより、体を気遣って下さって“ここの病院に行きなさい!”とか、食事にも“そんなのばかり食べていちゃダメ!”とかなんですけど。お芝居はもちろん、公私ともに本当に勉強させていただいています」
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演じられている加瀬は、どのように?
「“高身長、無職のイケメン”ですよね? 素直に受け入れています(笑)。“デキる男”感みたいなものは、セリフとしてあるので、それほど意識はしていません。“つかみきれない人間”でもあるので、むしろ最初はリラックスした軽薄なイメージで。ご覧になられている方にも“つかみきれない”方が良いですから。設定からして、加瀬は自由で良いと思っています。でも、声のトーンはいつもより落としていますね。加瀬ってこういう感じかな? と。小雪さん、伊藤(淳史)さんとのバランスもありますし。演じるキャラクターは、恐らく普通の生活をしていたら絶対に一緒にならないような3人が協力して大きな敵に向かって行くストーリーですので。そのバランスの中で、声を落としている感じです」
ゆず子と柿原の間に存在させるのが難しい役かとも思いますが…。
「そうなんですよ。僕のセリフがなくて、2人のやり取りを見ている…というシーンでは、台本にヒントがないのに1ショットで抜かれたりするんです。どんな顔をしたら良いんだ? って、難しいです。いろいろな表情をチェックしてみたりを繰り返しています。“何で加瀬がいるの?”みたいな感じが、上手く出て、最終回までを通して徐々に加瀬という人間がわかっていただけたら良いと思っています」
ゆず子の子供たち、翔太役の今井暖大さん、実結役の野澤しおりさんは?
「すっごく可愛いです。ロケバスの移動の時は、僕の隣にどっちが座るかでケンカするんですよ。なので結局、一番後ろの席に挟まれて座るんです。でも、2人とも隣になったのに僕と話をするわけでもなく、ずっとゲームしているんです。あのケンカ、意味あったのか?って(笑)。だけど、本当に癒されます」
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現場での癒しは、今井さんと野澤さんなんですね?
「2人にも癒されますけど、実は僕が一番癒されるのは伊藤さんなんです。収録合間に話している時もそうなんですけど、お芝居されている伊藤さんが可愛くて。以前からテレビで見ている時から可愛いと思っていました。演じていらっしゃるキャラクターの見せ方、演技が可愛らしいんです。思い切ってご本人に言ってみたら、“そうやってるもん”とおっしゃってました(笑)。素敵な役者さんです」
小雪さんには怒られてばかり?
「いえ、小雪さんにも癒されていますよ。小雪さんが作ってこられたご飯をいただく時(笑)。どうやって作られたんですか? と、聞くと必ず教えてくださるんです。怒られたり、優しくされたり…僕のことを息子のように見て下さっているのかな? 先日も2人で料理を作る番組に出演したんですが、ずっと僕の指導をして下さいました。キャベツを僕が切っていると、“あー、手怖い! 手怖い!”とかって(笑)」
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成田さんはクールな印象ですが、人懐っこいんですね?
「それは、人からよく言われます。雑誌のモデルをやっているからかな? モデルだとあまり笑顔はありませんからね。ただ、わりと人見知りの面もあって、最初に自分から飛び込むことはないかもしれません。でも、今回は最初に撮ったシーンが小雪さん、伊藤さんと一緒でした。何か3人が以前から知り合いだったんじゃないか? みたいな感じで普通に会話が始まったんです。お2人の懐の深さなんだと思います。僕は甘えさせていただく感じで、すっと入ることが出来ました」
話を物語に戻しますが、加瀬にラブの話は出てくるのでしょうか?
「どうなんでしょう? モテる設定の話はありますけど…。そこまでなのかな? ストーリーは中盤からすごく複雑になっていくんです。まだ、最終回の台本まではいただいていないので分かりませんが、僕は加瀬のラブについては、ゆず子と柿原を見守るいい人止まりでいてくれたら良いと思っています」
では、これから先の展開で楽しみにされていらっしゃることは?
「天満(奥田瑛二)と、どうなるのか? ですね。天満には何かあるのかな? と言う要素が出てきていますので、それが何なのか? 浅岡(滝藤賢一)も分かりませんし…。僕自身は、奥田さんと滝藤さんとも、もっとお芝居をご一緒させていただきたいと思っています。ストーリーは、倒産の裏側だけではなく、ゆず子の家族、そして、柿原のラブなど、多方面に広がっている、最近の日本のドラマでは見ないような面白さがあります。加瀬も、その全てに関わって欲しいです。僕も最終的にどこに決着するのかは分かりません。でも、これからますます面白くなっていきますので、みなさんもお楽しみ下さい」
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