明日の巨匠がここに! 2012 Student Films 7 in ODAIBA

映画を専攻している学生たちに「作品発表の場」を与えたい。現場の第一線で映画作りをしている業界の先輩たちと「直接交流する場」を提供したい。そしてなにより、人材育成を通じて日本の映像産業の発展に貢献したい。

そんな思いで、フジテレビが映画評論家・佐藤忠男さんと映画制作専攻がある学校の皆さんと一緒に企画した、『学生さんの映画祭』です。

若い才能を応援する、フジテレビのCSR活動です「お台場合衆国」のサテライトイベントでもありますので、皆様のご来場をお待ちしています。

開催概要

開催日 2012年7月29日(日曜日) 10時~18時(予定)
会場 フジテレビ・マルチシアター(フジテレビ 1階 シアターモール内)
入場料 無料
2012年度
参加大学
多摩美術大学/東京工芸大学/日本映画大学(日本映画学校)/日本大学
武蔵野美術大学/立教大学/早稲田大学/特別参加:東北芸術工科大学
イベントゲスト 映画評論家・佐藤忠男、映画界で活躍中の監督やプロデューサー他
主催 2012SF7+実行委員会
※このイベント『SF7+』は終了しました。後日このサイトで、当日の模様をリポートします。

上映作品 ※今年は卒業制作以外の作品も含まれています。

多摩美術大学

作品名:『11.』

監督:甫木元 空

どんなに衝撃的な事件が起きても、テレビの中で繰り返し同じニュースが流れるように、自分自身の身になにかが起きるまでどこか他人事で、何事もなかったかのように日常生活は繰り返される。そんな繰り返しのなかにいるうちにいつのまにか忘れてしまい、また繰り返すその連鎖を表現しました。ある男が自分の過去にふれたとき、ある家族は誕生日パーティーをはじめる。家族は誕生日パーティーを繰り返し始め…

武蔵野美術大学

作品名:『うつくしい人』

監督:尾野 慎太郎

感性の確認から始まった今回の作品は、私が2年間通い親交を深めてきた徳島県神山町に帰省する女性の物語になりました。創作における決定を感性にゆだねる危うさを意識しつつ出来上がった作品は、幾つかのシーンで個人を超えて共鳴する魅力を持ちつつ、主人公の内面を描いた作品になっています。

立教大学

作品名:『からくり人形の不思議~江戸時代の先端技術と身体~』

ディレクター:吉野 彩可

今からおよそ400年前の江戸時代に日本独自の技術力によって発展していった木製のロボット、からくり人形。様々なからくりで我々を驚かせる人形たちの動き。日本人と人形たちが歩んできた歴史。脈々と受け継がれてきたからくり人形作りの伝統の技。現代と未来へと続くからくり人形の流れを受け継いだ新しい形、ロボット。そして私たち、人とからくり人形の共通点。日本の技術力、想い、考えの詰まったこのからくり人形と、その流れを受け継いで生まれたロボットをもっと知ってもらいたいという気持ちを込めた作品です。あなたはからくり人形を知っていますか?

日本映画学校

作品名:『北風』

細野辰興監督(「シャブ極道」「私の叔父さん」)指導の元、韓国からの留学生が監督を務めた社会派サスペンスドラマ。閑散とした田舎町で一人の少女が行方不明となる。それから30年の時がたち、娘を探し続ける認知症の母と妹の元に留学生がやってくる。だが彼には大きな秘密があった…。

東京工芸大学

作品名:『次元捜査官(ディメンダー)ジード次元破壊者デュナミス篇「File1.混乱」』

監督:奥田 和雅

特撮集団「仮面党」が贈る自主特撮ヒーロー「次元捜査官(ディメンダー)ジード」の第二弾。多次元空間には様々な次元世界が存在している。ジードは多次元空間の平和と調和を乱す次元犯罪者を逮捕する為に戦う次元捜査官(ディメンダー)である。次元世界ガイアで次元犯罪者を逮捕し任務を終えたジードは、長官からディメンションポリスの研究機関から新型ディメンションスーツを盗み逃走した手配犯デュナミスが同じくガイアに潜入したと報告を受ける。ジードはデュナミスを追うが、その先には次元生物プルラル達までも現れ、ガイアはパニックとなる。果たして、ジードは無事デュナミスを逮捕し、次元世界ガイアを守る事ができるのか?

早稲田大学

作品名:『瞳』

監督:滕 飛

瞳は幼稚園に通う5歳の中国人の女の子。瞳の無邪気な目から見る世界と大人たちが見える世界はちょっと違う。少女というフィルターを通して見る世界は、小さな冒険と面白さに溢れている。

日本大学芸術学部

作品名:『愛しの王子さま』

監督:小白井 俊樹

プロの漫画家を目指し、美大に通う花本姫子は、理想的な容姿の王子さまが自分をモデルとしたお姫様を助けるという少女漫画を執筆中。漫画研究部の部長の片思い中の姫子の前に、なんと自分の書いた王子様が現れて…二人の美少女の織りなす王道ファンタジック・アクション・ラブストーリー。主演女優二人の歌う主題歌にもご注目ください。

東北芸術工科大学

作品名:『ナマコオンナ』

監督:加藤 拓人・野坂 望美

熱帯魚屋で働いている地味で内向的な真子は店に来る度にキスを迫る男、蟹江に淡い恋心を抱いていた。ある日、真子は女とホテルに入っていく蟹江を目撃する。真子は悲しみに暮れるが強く生きていく事を決意する。そんな映画。震災が起きた。僕たちは迷っていた。このままで良いのか、そしてこれからの生き方。映画を撮ろうと思った。出来なかった。でもどうにかやっていかなければいけない。僕たちはドキュメンタリーを撮った。
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