地道にやっています!フジテレビの環境保全活動

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CO2削減プロジェクト

2008年4月からのキャンペーン〜地球環境改善のための3本の矢〜








家庭やオフィスにおける温室効果ガス排出量は、1990年比で約4割増加しており、現状では京都議定書で約束した排出量の削減が困難な状況にあります。その最中、福田総理は7月の洞爺湖・環境サミット前に「福田ビジョン」を発表しました。 これは将来の世代のために、2050年までに温暖化ガスの排出量を現状比60%から80%削減するというものです。今後はこれまで以上に、社員一人一人の温暖化を止める自主的な取り組みが必要です。

フジテレビではこのような背景のもと、小さいことながら、3つのキャンペーンを同時に行うことで、地球環境改善の一翼を担えればと考えました。

3つのキャンペーンとはこれまで本社内で2回実施してきた「ごみ分別キャンペーン」そして封筒・手提げ袋などの「使いまわしキャンペーン」さらに、「CO2削減キャンペーン」です。

今回新たに加えた「CO2削削減キャンペーン」は主にオフィス・共用部分の電気の使用量を減らし、CO2削減の一助にしようというものです。つまり、スイッチオフキャンペーンです。スイッチオフ項目は主に下記の2点です。

(1) 使用していない会議室の照明をスイッチオフ
(2) トイレ・エレベーターホールなど共用部照明の日中のスイッチオフ
 (日中は太陽光を取り入れる)
この3つのキャンペーンの数字を社内イントラで掲示することにより、数字は望ましい方向で固まりつつあります。
このキャンペーンは2008年4月から始めたのですが、4月度の数字を記載します。

「ごみ分別キャンペーン」 :全社分別率 82.2%
「使いまわしキャンペーン」 :キャンペーン開始前に比べ3割削減
「CO2削減キャンペーン」 :4月度1ヶ月、CO2の排出量に換算して7トン−CO2削減できました。

これは平均世帯(大人2人子供2人)が1日に電気を使用して排出するCO2が0.00339トン-CO2ですから、69世帯の1か月分のCO2排出量を削減したことになります。着実に成果は上がっています。

フジテレビはメディアで働く一員として、現状をよく認識し環境問題に対して一人一人の意識を高めることで、メディア人としての信頼を築いていくことがより一層、必要と考え、これからも地球環境改善のために努力いたします。

地球温暖化防止のためのクールビズ&ウォームビズについて


フジテレビのクールビズ・ウォームビズ運動はフジテレビ本社屋と湾岸スタジオで平成16年から継続的に実施しています。

温度設定ですが、まずクールビズは、上着を脱いだり、ネクタイを外すこと等により体感温度がおよそ2度下がりますので、クールビズ期間は部屋の温度を27度に設定しています。 一方、ウォームビズの温度設定は22度に設定しています。

この2つの運動による平成20年度の二酸化炭素排出の削減量は、クールビズは平成16年比で400トン−CO2(およそ4,000世帯の1ヶ月の電気使用によるCO2排出量に相当)となりました。
また、ウォームビズは平成16年比で860トン−CO2(およそ8,400世帯の1か月の電気使用によるCO2排出量に相当)となっています。

このように、フジテレビでは民放連の「環境自主行動計画(CO2削減目標を示したもの)」に基づき、積極的にクールビズ・ウォームビズ運動に取り組んでいます。

クールビズ期間 :毎年6月1日〜9月30日
ウォームビズ期間:毎年12月1日〜3月31日

チーム・マイナス6%への参加

フジテレビでは、京都議定書による温室効果ガス排出量6%の削減を目指す国民プロジェクト「チーム・マイナス6%」に参加しています。クールビズやウォームビズの実施、「ブラックイルミネーション2007」などのイベントへ積極的に参加しました。(ブラックイルミネーションでは、社屋のライトアップ、外溝照明等を消灯しました。)

3R活動の実施

リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生)の3Rはエコ社会のキーワードといわれています。フジテレビも日々の企業活動の中で3Rに取り組んでいます。

ゴミ分別キャンペーン

社内のゴミ分別率状況とゴミ分別率向上のための注意点を毎週社内にお知らせすることにより、ごみ分別率100%を目指して運動中。

ゴミ分別率
2004年度 75.0パーセント
2005年度 69.4パーセント
2006年度 82.3パーセント
2007年度 96.3パーセント
2008年度 98.8パーセント

(注)2005年度から館内イベントのゴミを数値に算入したため、2005年度の分別率が一時的に低下しています。

産業廃棄物排出量の削減


リサイクルを推進するため、一般廃棄物、生ゴミ、廃プラスチックの分別を徹底した結果、産業廃棄物として最終処分が必要なゴミの排出量を画期的に削減しました。
写真は、フジテレビ社屋内にある分別処理施設です。


産業廃棄物排出量
2004年度 358,140キログラム
2005年度 486,281キログラム
2006年度 258,779キログラム
2007年度 60,982キログラム
2008年度 13,371キログラム

使用済み磁気テープの処理


フジテレビで使用済みとなったビデオテープ(VHS、ベーカム、D2等、ハードケース含む)は、消磁作業後、リサイクル対象廃棄物として処分しています。なお、最終的には、社会福祉法人 希望の家(栃木県鹿沼市)で分解分別しリサイクル処理施設に搬出処理されています。

(注)フジテレビで使用済みとなったビデオテープについては、ゴミ分別、産業廃棄物排出量には計上されてはいません。

リサイクル用紙等グリーン購入の促進

フジテレビでは、ファックス、コピーなどにリサイクル用紙や日常業務に使用する事務用品等についてグリーン購入を実施しており、今後ともグリーン購入の促進に努めることとしています。

(注)グリーン購入とは、消費者や企業が商品を購入する際、環境に配慮したものを選択する行動をいいます。原材料の選択などさまざまなものが対象となっています。

節水対策の促進

フジテレビでは、社内で使用する水道水等の節水対策を促進するため、水道蛇口への節水器取り付けに加え、2006年度から送水量を少なくして節水効果を向上させるとともに各種イベントでの使用量削減を進め水使用量の10%削減を達成しました。

また、中水道についても、大便器トイレ洗浄水での節水コマの設置のほか、館内飲食店厨房からの雑排水をトイレ洗浄水として35%再利用し、水循環構築並びに水資源削減に努めました。

上水使用量
2004年度 103,691立方メートル
2005年度 102,597立方メートル
2006年度 91,046立方メートル
2007年度 80,961立方メートル
2008年度 81,248立方メートル
中水使用量
2004年度 46,008立方メートル
2005年度 41,063立方メートル
2006年度 44,833立方メートル
2007年度 41,821立方メートル
2008年度 39,674立方メートル
再生水製造量
2004年度 25,358立方メートル
2005年度 27,461立方メートル
2006年度 24,620立方メートル
2007年度 25,242立方メートル
2008年度 29,642立方メートル

美術制作におけるリサイクル等の促進

廃材リサイクルスタジオセットの開発等


エコパネル写真1


エコパネル写真2
フジテレビでは、スタジオセットでの環境配慮を促進するため、従来使用してきたベニヤ製品に代わり古紙をリサイクルした板紙パネルを考案。試作品を開発し、実用化に向けた活動を行っています。また、シュレッダー裁断紙を圧縮し再利用する「アールエコパネル」を製作、合わせてリサイクルスタジオセットの促進を図ることとしています。

【エコパネル写真1】
様々な模様のエコパネル(約40cm角)を何枚も空枠にはめ込みます。

【エコパネル写真2】
1m80cm×2m70cmの大きな美術パネルが完成します。


圧縮梱包システムの導入

フジテレビでは、嵩(ボリューム)が大きくなる美術セット廃棄物を圧縮して梱包、運搬することにより処理時間の短縮、使用車両の軽減を図っています。

放送設備における環境対策

放送設備における省エネの促進


フジテレビでは、放送設備を工夫することにより省資源・省エネ化を進めています。24時間通電を極力行わない生放送スタジオシステムの設計と運用等、一層の省エネ化を図っていきます。



RoHS(ローズ)対応による環境負荷の低減

フジテレビでは、放送設備におけるRoHS対応製品(無鉛化等)の優先的採用により環境負荷の低減を図っています。

中継車における省エネ等の促進


フジテレビでは、中継車の導入に当たり、自動車メーカーに対し車体素材にアルミやFRPの採用を積極的に働きかけ、断熱性能の向上や軽量化を実現することにより中継車の省エネ化を図っています。



湾岸スタジオにおける環境対策の促進

湾岸スタジオでは、環境負荷を低減するため最新の環境配慮技術が導入しています。

環境配慮建築技術の導入


【外壁:ダブルスキン構造の導入】
外壁を内壁(内層)、外壁(外層)の2重構造として、空調効率(熱負荷の軽減)を向上させ、省エネを促進します。

【細分化空調システムの導入】
事務スペース空調に細分化制御システムを導入。空調効率を向上させ、省エネを促進します。

【温度成層形成空調システムの導入】
スタジオの大空間に温度成層形成空調システムを導入。空調効率を向上させ省エネを促進します。

【省エネ照明システムの導入】
昼間の自然光を全面的に利用し、室内照明の効率化を図るとともに、無人時消灯システムを導入して省エネを促進します。

新照明システムの開発・採用


新照明システム(パッケージ照明昇降装置)を開発(意匠登録済・特許出願中)、湾岸スタジオに初導入しコストダウンとともに、安全性・作業効率の向上と省資源・省エネを促進します。



映像・音声システムの効率的運用


各スタジオを汎用スタジオとせず、システムの効率化を実現することにより、同規模(約300坪)の本社V4スタジオと比べて、湾岸スタジオのM1(バラエティ専用)スタジオで約3割、D1(ドラマ専用)スタジオで5割以上の定格消費電力が削減可能となる見込みです。


自然エネルギー外構照明の採用


湾岸スタジオにおける環境配慮のシンボルとして、スタジオ外構に風力、太陽エネルギー照明を導入予定で、地球温暖化防止等に関する啓発、普及活動としても寄与します。