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2020年度 社会のためにトピックス

11月27日 大田区立仲六郷小学校で出前授業『あなせん』を実施

[2021年1月5日更新分]

【2020年11月27日】【今回の先生:藤村さおりアナウンサー・海老原優香アナウンサー】【スピーチ講座】【大田区立仲六郷小学校5年生3クラス】

あなせん日記

フジテレビ 藤村さおりアナウンサーのリポート

コロナ禍でお休みしていた『あなせん』も、少し形を変えることで秋から再開でき、喜び勇んで海老原アナと現場へ急行!今回は年明けのスピーチ大会に向けポイントをレクチャーすべく「スピーチ」講座を行いました。何を隠そう私の娘と同じ5年生の授業なのです。「同じ学年のお友達って、どんな感じかなぁ。」とワクワク、ドキドキ。

娘を見ていて5年という学年は心と身体が大人に向けて成長しはじめ、今までの“無邪気”なだけでもない年ごろに差し掛かる時期なんだな、と感じます。 大人っぽい子もいれば、可愛らしい面が全面に出ている子もいる。でも、高学年の扱いで、お兄さんお姉さんの仲間入りが出来るように頑張って準備を積み重ねなくてはならない、そんな子どもたちです。さて、照れないで授業に取り組んでくれるかな???

コロナ対策で開け放たれたままの体育館の扉からは11月末の冷たい風が吹き込みます。
ヒュ~。でも子どもたちは元気。
「こんにちは~!」

授業の初めはとても静かに話を聞いてくれ、理解度もバッチリ!
今回は2クラスに分かれ、私と海老原アナそれぞれにインタビューしたものを最後にスピーチという形で発表してもらいました。

「私に何でも聞いて~!」と言って始まった質疑応答タイム。「お仕事で困ったことは何ですか?」「一番やらかしてしまった失敗は?」「そのお仕事をやっていて良かったなと思う時は?」「アナウンサーじゃなかったらどんなお仕事に就きたいと思っていましたか?」という質問から。

「どんなスポーツが好きですか?」「好きな選手は誰ですか?」「休日はどんなことをして過ごしていますか?」「動物は何か飼っていますか?」「カラオケの十八番はなんですか?→担任の先生と一緒に歌うはめに(笑)」まで、硬軟織り交ぜて色々な質問が飛び交います。

前半の聞き入る時の静けさとは打って変わって活発に発言し、この静と動のメリハリがさすが5年生、素晴らしかったです!豆記者さんたちの“聞きたいという熱意”と“質問力”が高く、まるで記者会見のよう。みんなのエネルギーにこちらも気持ちよくお答えできました。

次に、聞いた情報をスピーチ用に各自でまとめます。ある子は休日の過ごし方について、ある子は好きな食べ物について、ある子は努力することについて等、同じ内容を聞いていたにも関わらず、人によって発表内容が違い、着眼点の違いがとても面白かったです。

そして、何といっても私の発見は、同僚の海老原アナの知らない一面を子どもたちのスピーチによって知ったことです。これは皆さんの取材力の高さゆえですね。スバラシイ!
想像以上に「ハイハイ!」と手が挙がり、時間ギリギリまでたくさんの発表をすることができました。最後に自分の感想を盛り込んだ子もいて、素敵な発表になりました。

仲六郷小学校の5年生は、みんなとってもピュアで真っ直ぐ、クレバーなお友達ばかりで 授業が楽しく進められました。

授業後、急遽給食の時間を使って放送委員のお友達と一緒に校内放送をすることに!海老原アナのほんの少しのアドバイスで原稿読みに違いがみられ、その修正力の凄さに驚きました。学生時代、放送部やアナ研と無縁だった私にとって、学校のマイクに向かって喋ることはとても新鮮な瞬間でした。

仲六郷小のみんな、スピーチ大会に向けて、何か一つでも発見があったなら良いなと思いながら帰社しました。
子どもたちと直にコミュニケーションをとりあえる『あなせん』は、やっぱり楽しいな。

文:藤村さおり(フジテレビ アナウンサー)

フジテレビ 海老原優香アナウンサーのリポート

校舎に入った瞬間、思いの込もったウェルカムボードにびっくりしつつ、とても温かい気持ちに包まれました。

今回は5年生の皆さんからインタビューを受け、藤村アナや私のことについて他己紹介の形でスピーチしてもらうことに。同じ情報源にも関わらず、それぞれの個性あふれる感想と角度のある紹介の仕方で、一人一人のスピーチに引き込まれました。

お昼には、館内放送でご挨拶もさせていただき、それを聞いてアナウンスをした5年生の放送委員の話し方、伝え方にも変化があった!と先生方もおっしゃって頂きました。
生徒さんにとっても私にとっても初めての『あなせん』は、お互いに多くの事を学び合う事ができました。ありがとうございました。

どうか、自信と声を前に出して「目の前の人に伝えたい!」という気持ちを忘れずにスピーチ大会、頑張ってほしいと思います!応援しています♪

文:海老原優香(フジテレビ アナウンサー)

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