フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

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2017年度 環境のためにトピックス

COP23でフジテレビ番組を初上映!

[2017年12月13日更新分]

COP23でフジテレビ番組を初上映!

フジテレビ CSR推進室 崔雋のリポート


COP=国連気候変動枠組条約締約国会議は、各国首相も出席する地球温暖化対策について話し合う世界最高レベルの会議。11月にドイツのボンで開かれたCOP23で、8月19日に放送されたドキュメンタリー『環境クライシス~沈みゆく大陸の環境難民~』が日本政府主催のジャパンパビリオンで上映されることになりました。これはテレビ番組として初の快挙!今回は他の取材で現地に行けない大塚隆広プロデューサーの代わりに、CSR推進室の私が行ってきました。

● クリーンで美しい町ボン

COPは、世界の約200ヶ国から学者、政府関係者、企業、NGO、学生など2万5千人もの人が集まる世界の一大イベント。ボンの町を歩くとありとあらゆる肌色と言語に出会うことができます。


会場は各国代表団が交渉を行う「BulaZone」と各国のパビリオンが集まる「BonnZone」の二つに分かれていて、二つのゾーンは徒歩20分ぐらいの距離を離れていますが、間を行き来するために電気自動車か自転車が用意されています。

場内で移動する電気自動車

● ジャパンパビリオン満員御礼!

COP23の「BonnZone」には各国がそれぞれの取り組みや最新の研究成果を発表する約40のパビリオンが出展されています。

『環境クライシス』のプレゼン時間は11月9日の夕方5時から6時半。夕方だから皆さんちょっと小腹がすいているかなと、日本からのお菓子を並べてドキドキしながら待っていたところ、次から次への世界各国の方々が入り、会場はほぼ満員に。途中から椅子を追加するほどになり、結局50人以上の方が上映会に参加してくれました。


フジテレビのCSR活動をご紹介
番組上映後の時間を使ってフジテレビのCSR活動について紹介。社屋のアウェアネスカラーライトアップや、長年継続している地球環境大賞、そして定期的に行っている清掃活動などをプレゼンしたところ、皆さん一様に興味津々!質疑の時間では何人もの方が質問したり意見したり、また「自分の国でも放送したい」というありがたい提案をギリシア、インド、タイの3ヶ国の方から頂きました。終了した後にプレゼントとして用意していたラフくん軍手やクリアファイルも大人気!世界においてもフジテレビファンを増やしました!

ラフくん軍手をプレゼント クリアファイルも大人気でした!


CSRは本業を活かして行うのが基本で、つまり、放送局の場合は「番組」になります。今回、私たちの番組がこういう形で広がりを見せてくれたことは予想外だし非常に実り多き体験でした。今、世界中が国連で採択された持続可能な開発目標SDGsの実現を目指していますが、今回出会ったある専門家は、「環境問題はSDGsのすべての項目のベースです」とおっしゃいました。今後も日本、そして世界の皆さんの環境意識を高めていくような番組を作っていけたらと思います。そして、身の回りの生活においてもリサイクルや省エネをさらに気にしないとね。

文:崔雋(フジテレビ CSR推進室)

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