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2016年度 社会のためにトピックス

7月12日 横浜市立都田西小学校で出前授業『あなせん』を実施

[2016年8月5日更新分]

【2016年7月12日】【今回の先生:藤村さおりアナウンサー】【横浜市立都田西小学校 6年生スピーチ講座】

あなせん日記

フジテレビ 藤村さおりアナウンサーのリポート


『あなせん』初の6年生の授業が行われることになり、
最高学年の6年生ってどんな感じかな?
少し大人っぽい言葉を選んでもわかってもらえるかな?
どんな漢字までなら読めるのかな?など、
とてもワクワクして学校へ向かいました。

都田西小学校は今時珍しい、1学年160人以上いる大規模学校。
だから学校の中は子どもたちでいっぱい!
休み時間となればワイワイ、とっても賑やか、元気いっぱいです。
でもひとたび授業となると切り替えがとても上手で、
人の言葉に真剣に耳を傾けてくれる姿がキラリと光っていました。
これは日頃の先生のご指導の賜物ですね。


今回はスピーチの授業。
聴くのが上手なみんなはお話しも上手かな??
「どんな内容にしてよいかわからない時は、
 お友達に聞いてみて!」と提案したら、
みんなちゃんとアドバイスをきいてお友達に相談。
するとどうでしょう。
どんどんスピーチしたい内容が固まってゆくのです。
すごいなー、6年生って。

ちょっとの提案で蕾からどんどん自分で道を切り開いて、結果とても素敵な花を咲かせてしまう力を持っているのね!と感動を覚え、密かに「小1の我が子もこんな風になってくれたらなぁ」なんて思いました。

実際にスピーチにトライしてくれた子もこれまでになく多く、総勢20名近くの子が自信をもって発表してくれ、大変活気に満ちた発表になりました。

  列を作って発表を待つ子どもたち

こちらの学校では先生の子どもたちへの熱意が親のように温かく、親身な指導が羨ましく思えたほどでした。勿論その想いが子供たちにきちんと届いているからこその、レスポンスとしての「真面目な姿勢」になっているのでしょうね。


藤村さおりアナウンサーと
近藤雄介アナウンサー
最後に今日の感想を代表の男の子がサッとまとめて発表してくれ、この瞬発能力もすばらしかったのですが、内容も、こちらの授業が響いていたことがわかるもので、私たちも嬉しかったなー。
授業後、クラスのみんなと一緒に給食をいただきました。
喋っているのか、食べているのか分からないくらい大忙しの給食タイムでしたが、とても楽しい6年生との密な一時となりました。



都田西小学校からのお手紙
そして後日、都田西小学校のみんなから素敵なお手紙が届きました。
アナウンサーもスピーチのポイントに気を付けて放送していることを知ったとか、スポーツ選手になりたかったけどアナウンサーもよいなと思ったという発見系のものや、保育士さん・声優さんになりたいけど大きな声が出せた方がよいと思ったので発声練習は続けてやってみたい!とか、野球選手になりたいけど、インタビューを受けるときに滑舌が良くないとだめだから滑舌練習をしようと思った、という面白い感想もありました。

こうして『あなせん』を通して、普段の私たちの何気ない業務を子どもたちにお伝えすることで、日常過ぎて忘れかけている仕事の面白味を逆に気付かされる事があります。
正に今回もみんなの感想を読んでそう思いました。
また、アナウンサーの仕事と普段自分の生活で大切なことが同じだと感じてくれた子や、夢は考えた方がよいと感じたなど、正直、私がお話した以上のものを汲んで発展形で感想を述べてくれた子もいたことに驚きを感じ、伝えるってすばらしいこと、そして6年生という最高学年の感受性の豊かさと、想像力の柔軟さに心底感動した授業となりました。


都田西小学校6年生の皆さん、こちらも感動をいただきました!本当にどうもありがとうございました。

文:藤村さおり(フジテレビ アナウンサー)

『あなせん』プロジェクトは第5回経済産業省キャリア教育アワード・奨励賞に選ばれました!

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