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復興支援 2016年度 トピックス

3月19、20日熊本県御船町・熊本市で「サザエさん」上映会を開催

[2017年5月9日更新分]

熊本県御船町・熊本市で「サザエさん」上映会を開催

3月19日に熊本県・御船町カルチャーセンター、20日に熊本市立城東小学校を訪れました。
昨年8月の御船町・西原村訪問に続き、アニメ「サザエさん」プロデューサーとしての参加です。今回も、長谷川町子美術館と自治体の協力により実現しました。

3月19日、CSRメンバーと長谷川町子美術館・川口館長とともに飛行機で熊本へ。昼前に阿蘇くまもと空港に到着しました。東京に比べるとだいぶ暖かいとはいえ、まだまだ肌寒さを感じる3月の熊本。
昨年の震災から間もなく一年となるこのタイミングで、どの程度の復興が進んでいるのか、この目で見なくては、という思いで会場へと向かいました。

実は私自身、熊本市内に実家がある熊本県民です。
幸い我が家はそれほど大きな被害を受けませんでしたが、それでも昨年の熊本地震がもたらしたものは離れて暮らす私にも深く影響を与えました。



一日目は御船町カルチャーセンターでの上映会です。
司会は永尾亜子アナウンサー。はじめに永尾アナから、アナウンサーの滑舌練習の紹介があり、皆で声を合わせて体験してもらいました。

その後「サザエさん」の上映会に移ります。即席で作られたスクリーンですが、二度目の訪問なので設置もスムーズです。今回は、2013年4月7日に放送した「花と星の福島旅行」というスペシャル版を上映しました。
上映後、永尾アナの紹介でサザエさんが登場。大きな歓声が上がりました。最後に皆で「サザエさん一家」の歌を歌い、思い思いに写真を撮って上映会を終えました。

二日目は熊本市の中心部にある城東小学校を訪れました。
校庭からは熊本城の本丸が間近に見られましたが、天守閣は瓦が剥げ落ちてシャチホコがなくなったままの状態です。昔から慣れ親しんだ名城の変わり果てた姿に心が痛みましたが、曇天にどっしりと立つ勇壮さは変わらず、「必ず復活してみせる」という熊本の意気込みをその姿で象徴しているようにも見えました。
小学校の体育館をお借りして、上映会を行いました。
二日目の司会は久代萌美アナウンサーです。

校庭からの熊本城 ノリノリで踊るサザエさん

この上映会の後、3月26日(日)の「サザエさん」は放送2400回を記念した一時間スペシャルだったのですが、このスペシャルではサザエさん一家が熊本・大分を旅行して地元の方とふれ合うというストーリーでした。その中で熊本・天草地方の名産品でもある「バラモン凧」という凧のサザエさん一家バージョンが登場するのですが、今回の上映会では特別にその実物を皆さんに披露することができました。『天草凧の会』の皆さんが、アニメの中からそのまま出てきたかのような素敵なバラモン凧を製作してくださいました。

実は天気が良ければ校庭で実際に凧を揚げる予定だったのですが、当日の天気は残念ながら雨。急きょ風の無い体育館の中で走って揚げることになり、プロデューサー自ら凧揚げにトライ!子どもたちに応援してもらえたおかげで、なんとか天井くらいの高さまでは揚げられました。慣れない全力疾走で翌日、筋肉痛になったのも良い思い出です。

体育館で凧揚げ  

二日間に渡り御船町、熊本市と訪問した今回の上映会でしたが、昨年8月に訪問した際と比べて、子どもたちの笑顔の中に感じられた緊張の色がだいぶ和らいでいるように見えました。
それでも、地元の方々、特に被災された住民の方々にとって、本当の意味でいつも通りの生活が取り戻せるにはまだまだ時間が必要だと思います。

いろんな形の支援のやり方がありますが、大事なことはそれぞれ続けていくことなのだなと感じました。一年、次の一年と、少しずつ元気を取り戻していただけるように、これからも見守り続けたいと思いました。

文:渡辺恒也(フジテレビ 編成部)

フジテレビ 永尾亜子アナウンサーからのメッセージ

地震から約11か月。わたしにとっては2年ぶり、震災後初めて訪れる熊本でした。
2016年4月、熊本県をはじめ九州地方を襲った大きな地震。当時、九州・長崎から上京したばかりだった私はテレビに映る被害状況を見てただ心配することしかできず、何か自分にできることはないだろうかとずっと考えていました。なので、このプロジェクトへの参加が決まった時は本当に嬉しかったです。

熊本空港に到着すると、心なしか最初に吸った空気が美味しく感じました。その日はとても暖かく気持ちの良いお天気で、上を見上げると雲一つない青空が見えました。上映会には何人ぐらい集まってくれるだろう、熊本の人たちとどんな話をしよう、と期待を膨らませながら会場である御船町カルチャーセンターへバスで移動しました。そんな期待感の一方で、車窓からはショッキングな光景がいくつも見えました。屋根をブルーシートで覆われた家々やひび割れた地面、倒壊した家屋…。熊本城は、石垣が崩れて落ちている箇所が多く見受けられました。今もまだ地震の爪痕が残っているのを目の当たりにして、被害の大きさを改めて感じました。

開演前にはカルチャーセンターのお隣、恐竜博物館前にサプライズゲストのサザエさんが登場。サザエさんが現れると、すぐに駆け寄って抱き着く子や恐る恐る近づいていく子、いろんな子どもたちがやってきました。お母さんたちも大喜びです。みんなが笑顔になっていくのを見て私もうれしくなったと同時に、さすがサザエさんだなとしみじみ思いました。

そして会場には、上映会が始まる30分以上前から続々とこどもたちがやってきました。待っている子に話しかけてみると、最初は「この人誰だ?!」と怪しまれましたがすぐに打ち解けることができました。学校での出来事や春休みの予定、好きなもののお話…他愛もない会話の中で、みんなとの距離がぐっと近づいたような気がします。しまいには、熊本弁につられて私もついつい九州弁になっていました。



上映会ではみんなが真剣に「サザエさん」を見て、満面の笑みを浮かべていたのが印象に残っています。私が発した質問にも積極的に答えてくれました。また、最後にはみんな元気にサザエさんの歌を歌っていて、「みなさんを楽しませたい」と思っていた自分自身が逆にパワーをもらい、笑顔になっていたように思います。

地震からまもなく1年。まだ復興が進まない部分もある中、熊本にはたくさんの笑顔がありました。この笑顔が熊本に溢れるよう、これからもずっと応援したい、ずっと見守り続けたいと今、強く感じています。

文:永尾亜子(フジテレビ アナウンサー)

フジテレビ 久代萌美アナウンサーからのメッセージ

今回は熊本にて「ずっとおうえんプロジェクト」の一環として、サザエさん上映会を行いました。
当日は、あいにくのお天気でしたが、小さいお子さんから、親御さん、ご年配の方まで、たくさんの方々が集まって下さいました。


サザエさんの歌が流れると、大きな声で歌ったり、スペシャルゲストとして、サザエさんが登場すると、かけ寄って写真撮影をしたり、幅広い層からの、サザエさん人気を再確認した一日でした。

イベントの前に、熊本城の取材に行かせていただきましたが、石垣は多くの部分が崩れたままで、復興まで、まだまだ時間がかかりそうだと感じました。
その一方で、熊本の方々の笑顔、元気に触れてとても安心しました。
その笑顔で、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう!!

文:久代萌美(フジテレビ アナウンサー)

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