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2015年度 復興支援トピックス

2015「防災訓練ウィーク」を開催しました

[2015年10月28日更新分]


フジテレビでは、東日本大震災が発生した2011年から「防災訓練ウィーク」と称し、社内で働く社員・スタッフを対象とした1週間の防災訓練を行っています。

『今年のテーマ』は、


今年は9月28日(月)から10月2日(金)の5日間、『防災is Live!』をテーマに、災害時に上司がいなくても、会社にいる誰もが防災リーダーとなって我が社の公共的使命である放送継続を行うため実践的な訓練を行いました。
昨年に引き続きフジテレビ流『自助・共助・公助』を社内に浸透させるべく、各訓練項目を芝消防署の協力のもと執り行いました。
今回は5日間で600名以上の社員・スタッフが参加しました。


◆フジテレビ流 『自助・共助・公助』とは…

『自助』⇒自分の体は自分で守る

『共助』
⇒迅速な救助で仲間を守る

『公助』
⇒放送を維持し長期的に被災者を支援する

『CMT』の発足と大規模地震対応模擬訓練


今年も引き続き、大規模地震発災『初動』の重要性を再確認すべく人事局・総務局メンバーの担当部長クラスを中心に構成された『CMT』(クライシス・マネジメントチーム)を発足させ、各部で作成している初動マニュアルに沿って、精度の高い初動対応訓練を実施しました。

『JKB48』三期生メンバーの選出

今年で3回目となる、各部局での防災リーダー的役割を果たしてもらう『JKB48』の三期生メンバーの選出。今年はJKBメンバーも『その時あなたが防災リーダー』となれるように大規模地震初動対応訓練を行いました。
※『JKB48』とは、<自助>⇒J、<共助・公助>⇒K、
<防災コアメンバー>⇒Bのもと、各部、局から選出した
48名のメンバーで編成した組織。

防災もしもツアーズ

今回のツアーでは本社ビルの災害備蓄品保管場所や防災関連施設の見学を実施、実際に防火シャッターの昇降やレスキューフーズの試食などを行いました。

エレベーター緊急停止体験

エレベーターメーカー協力のもと、高層階エレベーター乗車中における地震発災時の緊急停止体験を行いました。また、緊急停止状態から防災センターへの連絡方法及び最寄り階への移動訓練を実施しました。

非常食試食会・災害備品展示

社員食堂前にて多くの社員・スタッフに『おいしい非常食』を試食して頂き、展示販売も行いました。また、最終日には、災害用バイク・災害用自転車・災害用車いす・災害用トイレ・災害用格納庫(災害用具)などを1Fエントランスに集め、実際に触れて確認してもらいました。

普通救命講習

多くの社員、スタッフが「心肺蘇生」「AED取扱い」「止血法」などの救命知識・技能を身に付け、『イザ』という時のために備えました。

初期消火訓練

初期消火に対する意識を高め、今年は、実際に水を放水する訓練を行い、よりリアルな技能を身に付けました。

負傷者搬送訓練


負傷者を階段で降ろすことを想定し、階段避難車を使った訓練を行いました。

緊急救護訓練


リハーサル室を災害発生直後から短時間でスムーズに<緊急救護室>として整える準備。
負傷者搬送訓練(30名)を受入れ、階段避難車から降ろした後の毛布を使った搬送方法や、医師によるトリアージ訓練、血圧計・血中酸素測定器の使用方法をレクチャーするなど緊急救護訓練を行いました。

出退者支援訓練(徒歩・船舶)

災害が発生した際に各種交通機関に異常が生じた場合に備え、徒歩のみならず船舶を利用しての訓練も実施しました。

全社一斉避難訓練


「防災訓練ウィーク」最終日は、事前に取り組んだ初期消火や負傷者搬送などの訓練の成果を発揮する全社一斉の防災訓練を行いました。


一斉訓練では大地震発生の瞬間への対応意識を高めるため、社長の号令のもと役員、社員、スタッフが全館避難誘導訓練、館内での火災発生想定の初期消火訓練、救護所へ負傷者を搬送してのトリアージ訓練など、より実践的な訓練に取り組みました。

芝消防署 永井秀明署長


フジテレビのみなさんは、とても士気が高いです。
放送継続のため自分たちにできることは何か、というコンセプトに向かってその時いる人がリーダーとなるんだ、〝みんなが主役″という考え方が素晴らしい。

また訓練を5日間にわたってやるのも他に例がない。盲点をつかんでいるし、毎年バージョンアップしているので、これからも継続していってほしい。

フジテレビで働くすべての人が、災害時に放送局としての使命を果たすため、また来場された多くのお客様を守るために、これからも防災に対する意識と知識を高め続けます。

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