障がい者自立支援販売会が大好評
[2015年4月3日更新分]
フジテレビでは、時々廊下で衣類やちょっとした日常用品のチャリティワゴンセールが行われています。働いている我々にとっても嬉しいし、売上の一部はFNSチャリティキャンペーン(ユニセフ)に寄付されるので社会貢献にもつながっています。
3月9日から11日は3日間にわたって、障がい者の方が作ったお菓子などの販売会が行われました。これは、障がい者の就労を支援する「テミル」というプロジェクトの一環で、有名パティシエがレシピを考え、人気絵本作家がパッケージデザインを手がけ、それを丁寧に障がい者の方が作られたものです。
全国790万人の障がい者の平均月収が1.4万円という厳しい現状から、彼らが自らの手で売れる商品を作って経済的に自立できるように支援するのがこのプロジェクトの目的です。今まで松坂屋や三越など大手デパートの催事でも人気で、通常はオンラインショップのみの販売ですが、今回はフジテレビに来てくれました。2月上旬に初めて開催、3月は二回目の販売となります。
この障がい者支援という趣旨に賛同する人をはじめとして、買ってみたらその美味しさに引かれてまた買いにくるリピーターも多く、2回の販売とも大盛況に終わりました。売り切れ続出で急きょ地方の施設から追加を取り寄せるなどの日もあるほどでした。これが、販売に来てくれた何人かの施設の方々にとって大きな自信とやる気となったことを聞いて、我々もとても嬉しく思います。
「テミルマーケット」は、今後もフジテレビで販売されることになります。障がい者支援も兼ねて、「美味しく」社会貢献していきたいと思います。