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2014年度 社会貢献トピックス

2月9日 稲城市稲城第四小学校で出前授業『あなせん』を実施

[2015年2月26日更新分]

【2015年2月9日】【今回の先生:笠井信輔アナウンサー】【稲城市立稲城第四小学校】【5年生 2クラス スピーチ講座】

あなせん日記

フジテレビ 笠井信輔アナウンサーからのメッセージ


2月9日、久しぶりに、『あなせん』に行ってきました。
東京の多摩地区、稲城第四小学校。
私の小学校時代4年、5年、6年と、同じクラスだった女の子の幼馴染みが、その学校で、教師をやっている…そんな縁で申し込みがあったのです。


5時間目と、6時間目の2コマをつかって、5年生の2クラスの子どもたち80人まとめて「プロが教える上手に話すコツ」という授業を、私が中心になって、サポート役に佐々木恭子アナ、川野良子アナという強力な布陣で行いました。

子どもたちは「とくダネ!」を、たまに見ているようで、スライドで小倉智昭さんの写真や、「とくダネ!です」のオープニングテーマを流すと、大喜び。

「大きな声ではっきりと」
「一生懸命笑顔で話そう」
「楽しい話は楽しそうに」
「恥ずかしさを吹き飛ばそう」


自分なりに考えた話し上手のコツを、大きなスクリーンで紹介しながら。子どもたちと、発声練習をやったり、早口言葉あそびのようなことをやったり、アナウンサー映像クイズ!なるゲームをしたりして気持ちをほぐしていきます。

フリートークに「緊張」は一番の敵ですからね。

90分あるので、自分の小学校時代や、中高時代もスクリーンで紹介し、どんな子どもがアナウンサーになったのかも話し、「夢はかなう」という想いも伝えたいなと思いました。


私の仕事は、「とくダネ!」から映画の舞台挨拶の司会、ドラマ出演、オリンピック取材、被災地取材と多岐にわたっているので、子どもたちも驚いていたようでした。
(特に一緒に写真に写っていた、松岡修造さん、ももクロのメンバーのへ反応が大きかった!)

休み時間のあとは6時間目


いよいよ、フリートークの実践です。
お題は、「私の好きなこと、得意なこと」。
子どもたちにすぐに話してもらうのは無理、話をどうやって作ればいいのか、そのやり方を教えて、15分ぐらいの時間をあたえて、話す柱を考えてもらいます。


そして授業の後半はいよいよ発表です。

まずは、積極的な子から、そしてだんだん、引っ込みじあんな子どもたちも指名します。
個人差はありますが、みんな一生懸命。
こちらがハッとする表現の仕方で話すので笑ったり、感心したり。
そして、良い点と、努力する点を、ひとりひとり伝えると、
安堵感と、達成感の笑顔がでるんです。

時間の都合で全員発表してもらえないのが残念ですが、人が生きる上で、自分の気持ちを家族や友達や先生に素直に伝えること(コミュニケーション)がいかに大切か、は強調したのでわかってもらえると嬉しいなと思いました。

授業の最後は、「なんでも質問コーナー」

「インタビューの時大切なことは?」から「年収は?」まで様々。
担任の教師である私の幼馴染みからは
「自分の年齢を、“永遠の20歳”と子どもたちに言い聞かせているから、よろしくね」
と念をおされてました。

すると「何歳ですか?」との質問がやっぱり出た!
子どもたち全員が大注目!

「……永遠の20歳です」。

そう答えた途端、子どもたちは大うけでした。

授業の準備がこんなに大変だとは…先生たちの苦労が今更わかりましたが、楽しい90分でした。

『あなせん』はフジテレビが行っている社会貢献活動なのでもちろん無料。
関東1都6県でしたら、フジテレビアナウンサーがどこへでも行く覚悟ですので、
良かったらHPから申し込んでみてくださいね。

文:笠井信輔(フジテレビ アナウンサー)

『あなせん』プロジェクトは第5回経済産業省キャリア教育アワード・奨励賞に選ばれました!

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