番組と連動した復興支援《Tattonプロジェクト》4年目の活動
[2015年3月27日更新分]
Tattonプロジェクトとは
『Tatton(タットン)プロジェクト』は、朝の情報番組「めざましテレビ」が、東日本大震災後の2011年5月から継続して行っている被災地支援プロジェクトです。
Tattonは【田んぼ】と【綿=コットン】を
掛け合わせた言葉。
<tanbo×cotton = Tatton>
東日本震災では、宮城県・福島県・岩手県あわせて約19,302ヘクタールが海水に浸かり稲作が不可能となってしまいました。
そこで震災直後に、津波で田畑が海水に浸かり稲作が不可能となった農家に、除塩効果があるという綿花を植えて田んぼを再生させようというのが、この『Tattonプロジェクト』です。
ボランティアツアーを行ったり、収穫した綿花を使用したTシャツなどを販売したり、これまで3年以上にわたり活動を継続するとともに、その様子を「めざましテレビ」の番組内で随時放送してきました。
2014年度の試み
2014年は、東松島、気仙沼、丸森、福島会わせた圃場面積が2haになりました。採れた綿花でゴールデンボンバーのTシャツ、松下奈緒さんデザインのTシャツ、一般から公募したTシャツを販売しました。
圃場オーナー制度をスタート
また一口一万円で自分の農地をもつことができる圃場オーナー制度をスタート。
現地に行くことができない方もプロジェクトに参加できるようになりました。
他企業とのコラボレーション
番組などを通じて発信
これらの取り組みは、「めざましテレビ」で放送しており、
2014年度は合計8回放送しました。
なお、この活動は観光庁の地域振興ビジネスに選ばれており、11月30日には、活動を報告する「Tattonシンポジウム」をフジテレビ内のシアターで実施。2月には、「タビイチグランプリ」一般投票部門第2位となり観光庁から表彰を受けました。
文:石塚大志・桑原千鶴(フジテレビ 情報制作局 めざましテレビ)