フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

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TOP2013年度災害支援トピックス~食育出前授業~ハロー!どっこくんin岩手県野田村
2013年度 災害支援トピックス

~食育出前授業~ハロー!どっこくんin岩手県野田村

[2014年2月28日更新分]

2014年最初の『ずっとおうえん。プロジェクト』の訪問地は、岩手県野田村。
青森県に近い岩手県北東部に位置し、北上山地と海に挟まれた臨海渓谷型の小さな村。
訪れた1月28日は、地面に残る雪が青空にまぶしいほど白く輝いていました。
震災では沿岸部が津波被害にあい「野田村保育所」は流失してしまいましたが、幸い園児、職員全員が無事でした。その後、ヤマト福祉財団の助成事業に選ばれ、安全な高台に立派な建物が再建されて多くの子どもたちが戻ってきたのです。

再建された野田村保育所 ヤマト福祉財団の助成事業として
再建されたことを記した竣工碑
元気いっぱいの子どもたち!


フジテレビ遠藤アナウンサーと
岩手めんこいテレビ増田アナウンサー
広々として床暖房のきいたホールには、野田村保育所と、近隣の日向保育所、玉川保育所の園児合計133名と職員31名が集合。
その元気のよさは、プロジェクト初参加のフジテレビ・遠藤玲子アナウンサーと、地元岩手めんこいテレビの増田優香子アナウンサーがびっくりするほどでした。

文:柳沢恵子(フジテレビ 経営管理局)

フジテレビ 遠藤玲子アナウンサーからのメッセージ

南米生まれの私にとって、寒さは大敵です。
最高気温が0度という天気予報を事前にチェックし、耳当て持参で真冬の岩手へ。

数メートルの距離もついつい小走りになってしまう寒さの中、
野田村保育所に到着しました。


初参加の遠藤アナウンサー(左)
そこで目にした光景は、雪が積もる園庭を、元気に走り回る園児たち。
とにかく野田村の子どもたちは元気いっぱい!寒さ知らず!
大声で発声練習をする際も、寒さで縮こまっていた私よりも、よっぽど大きな声を出してくれました。


どっこくんの紙芝居
『ハロー!どっこくん。』の紙芝居で感心させられたのは、
子どもたちが食材に詳しいこと。
紙芝居に出てくる、コゴミ、フキの葉、フキノトウ。
私自身、大人になってようやくその美味しさを知った山菜たち。
子どもたちは知らないのではないか…と心配していたのですが、心配無用でした。

また、Beポンキッキーズの「ネコニャンニャンニャンイヌワンワンワンカエルもアヒルガーガーガー」体操を踊った際も、はじめて見るダンスに子どもたちはついて行けないのではないか…と心配していたのですが、これまた心配無用。

むしろ事前に練習していた私よりも、上手に踊っているではないですか!!
頭で考えず、リズムに合わせて感覚で踊れる子どもたちの方がマスターするのは早いのですね。

子どもたちの知識、理解力、吸収力に驚かされた今回。
まだまだ小さいからと、侮るなかれ!
1歳半の息子を持つ母としても、とても勉強になりました。

野田村の園児たちに沢山のパワーを貰った私は、なんだか、心も体も温まり…

帰りは、耳当てをカバンにしまったのでした。

文:遠藤玲子(フジテレビ アナウンサー)

岩手めんこいテレビ 増田優香子アナウンサーからのメッセージ

「ずっとおうえん。プロジェクト」に参加させていただくのは、今回で2度目です。
場所は、野田村の野田村保育所。いつか行きたいなぁと思っていた保育所だったので、この機会をいただけて、本当に嬉しかったです。


元気にお返事
一緒に紙芝居を読んだのは、一児の母である遠藤玲子アナウンサー。子どもの興味を引くように話しかける様子は、まさにお母さん。上手だなぁ、こんな風に話したいなぁと感じました。

紙芝居が始まると…子どもたちはとにかく元気元気。「ゴボウー!」「イトカンテン!」と指をさしてくれます。声の大きさに圧倒されました。
もちろん踊りもパワー全開。2つのダンスどちらも覚えて、一生懸命踊ってくれました。私は…というと、右手と左手が逆だったり、おかしな動きをしたり、と子どもたち笑われてしまいました(笑)


大人気のミット君
そして帰り際、お昼を食べていた子どもたちが手を振りながら、「ありがとー!」と言ってくれて、とても嬉しかったです。いっぱい食べて大きくなってね!

めんこいテレビでは。この食育イベントの他にも、
月に1度、沿岸での絵本の読み聞かせ活動を続けています。
読み聞かせに行くたびに思うのは、「忘れてはいけないんだ」という事です。
「また来てね」「忘れないでね」子どもたちの言葉は、被災地の人たちの声だと思っています。たとえ離れていも心は側に。これからもその気持ちでいたいです。
そしてこのプロジェクトがずっと続いていくことを願っています。

文:増田優香子(岩手めんこいテレビ アナウンサー)

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