~食育出前授業~ハロー!どっこくんin岩手県釜石市
[2013年10月24日更新分]
9月24日、私たちは秋の空気が深まる東北・岩手県釜石市を訪れ 被災地復興支援「ずっとおうえん。プロジェクト」として食育イベント『ハロー!どっこくん。』を行いました。
フジテレビの三上真奈アナウンサー・岩手めんこいテレビの井上智晶アナウンサー、そしてめんこいテレビのキャラクターであるミット君と共に3つの保育園にお邪魔しました。
釜石市といえば、私たちは2011年4月に当時再開したばかりの釜石保育園を訪れており、今回は再訪ということになりました。
大型紙芝居から「どっこくん」の旅路をじっと真剣に見る子どもたち。いいウンチを出すために必要な季節のお野菜や消化に良い食べ物などを紙芝居から学んでいきます。
紙芝居が一通り終わったところで次は大きな声を出す練習です。子どもたちの元気い~~~っぱいの声が教室中に広がります。体を動かす準備ができたところでミットくんが登場!
みんなで一緒にどっこくん体操スタート♪どっこくんのポーズ、決まっていますね!
そしてこの日、釜石市から北西に約10km離れた大槌町へと足を運びました。
大槌町は東日本大震災の津波により甚大な被害を被りました。その津波の激しさを物語る旧役場庁舎が今でも町の中心に佇んでいました。
役場周辺の様子からはなかなか復興が前に進んでいかない現状がみえますが、復興完成予想図が掲げてあり、新しい大槌町再建に向け確かな歩みを感じることができました。
度々このプロジェクトには参加させて頂いていますが、今回は子どもたちの様子だけでなく保育士の先生方も一緒に楽しむ姿が印象的でした。どこの保育園に行っても東京から来る私たちをいつも明るく迎えて下さいますが、一方で、震災当時の大変なお話も語って下さいます。特に保育園再開までの道のりについては、震災から2年半経った今でもつい昨日のことのように感じられているようでした。
そうしたお話を聞かせてもらうことも大切な“ずっとおうえん”そのものだと思います。
文:佐藤 可奈(フジテレビ 総務部)
フジテレビ 三上真奈アナウンサーからのメッセージ
「ずっとおうえん。プロジェクト」で岩手県釜石市の保育園に伺いました。
子どもたちは元気いーーっぱい!私たちを笑顔で迎えてくれました。
紙芝居を真剣に聞いてくれて、「こごみ、どこにあるかわかるかなー?」の質問に、「はいはいはいはいはい!!」と勢いよく手をあげる子どもたち。
そのパワーに圧倒されるとともにこちらも元気になりました。
「ハローどっこくん」体操もみんなしっかりと練習してきてくれていて、一生懸命踊る姿がもう可愛くて可愛くて・・・。抱きしめたくなりました。
テレビを通してではなく、近くで子どもたち触れ合うことができ、そして笑顔を見られたこと。とても幸せに思います。
さらになんと最後には、子どもたちからプレゼントを頂きました。一緒に踊っている写真と『ありがとう』のメッセージ。一生懸命作ってくれたプレゼント、大切にします。また子どもたちの笑顔に会いに行きたいと思います。
よく食べてよく運動して、よく笑って、かっこいいうんちと仲良くね!^^
文:三上真奈(フジテレビ アナウンサー)
岩手めんこいテレビ 井上智晶アナウンサーからのメッセージ
「ずっとおうえん。プロジェクト」は今回で3回目となります。
釜石の子どもたちはとっても元気でどっこくんの紙芝居で、食材の名前を当てるクイズをすると、全員が前に出てきて答えようとしてくれました。
正解がわからなくても、とりあえず元気に手を挙げてくれる姿勢がとてもうれしかったです。
なかには、山菜の名前などを一回で正解する子もいて感心しました。
本当は手を挙げてくれた全員をあてて答えさせてあげたかったです。
手を挙げたのに答えられなかった子本当にごめんなさい!!
ミット君大人気!また、毎回登場するミット君は相変わらずの人気で、
子どもたちが抱き着く姿はとてもほほえましかったです。
ちょっとずつミット君の動きが機敏になってきているところが
ポイントだと思います。
そのうち、歌なんかも歌うかも?!
文:井上智晶(岩手めんこいテレビ アナウンサー)