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災害支援トピックス

東京造形大学とともに福島県会津若松市の名所で復興支援イベントを開催

[2013年8月7日更新分]


さざえ堂(国指定重要文化財)
フジテレビらしい楽しいイベントで被災地の方々が笑顔になってもらえるようにと2012年4月から始めた『ずっとおうえん。プロジェクト』。これまで現地のニーズに合わせ映画の無料上映会やマジック付朗読会、クリスマス会などを42ヵ所で行ってきました。
7月6日には、東京造形大学の大学院生の皆さんと一緒に、
「会い逢い朗読会」を開催!
イベント会場となったのは、飯盛山という観光名所で、「会津さざえ堂」という歴史的建造物があるほか、戊辰戦争で官軍と戦った若き少年隊士の「白虎隊」の二番隊士のうち19人が自刃した場所としても有名です。


いつもは、売店と休憩所になっているスペースが、この日は東京造形大学の学生さんの手により装飾が施され、とても素敵なイベント会場に早変わり!
舞台を囲んだ幕は、テキスタイル専攻の大学院生が手で染めたものです。






朗読会当日、集まったおよそ100人の観客を前にフジテレビ奥寺健アナウンサー西山喜久恵アナウンサーが会津出身の作家・若松賎子さんの作品や、福島県猪苗代町で生まれた野口英世の功績や、英世の母・シカの手紙などを朗読しました。

読み進むにつれて、ストーリーに合った大がかりな創作物が次々とステージに登場・・・・大学院の授業の一環として今回の作品群が生み出されたそうです。
“見て”楽しい、“聞いて”楽しいお話に、子どもから大人までぐいぐいと引き込まれていきました。

また被災地支援イベントには欠かせない福島テレビのキャラクターふくたんや、会津出身のキャラクターであり、もはや福島を代表する人気者「八重たん」も登場し、子どもたちは大喜び!

終了後は、さざえ堂をバックにみんなで記念撮影♪ 飯盛さんと奥寺・西山両アナ

後日、飯盛山の所有者である飯盛正徳さんから、『あの場所では初めての試みであり、たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができ、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。震災後、皆様の福島県に対する復興へのご理解ご協力には本当にただただ感謝申し上げるばかりです。』とのメッセージを頂きました。

フジテレビはこれからも被災地のみなさんを応援していきます。

フジテレビ 奥寺健アナウンサーからのメッセージ

2013年2月末以来の東北訪問。
震災後の“ご無沙汰最長記録”がようやくストップしました。
東北新幹線やまびこを郡山で降り、在来線に乗り換えると、車窓から目に飛び込んできたのは、緑一面の田んぼや畑。同じ福島県ながら浜通りとの違いを再確認する思いでした。

会場は、二重らせん構造の特殊な建物として知られる会津さざえ堂の敷地内にある、売店の中でした。歴史を感じる古風な建物の中に、たくさんのお客様と、最前列にの“畳席”には10人程の子どもたち。約1時間の朗読を聴いてくださいました。
ありがとうございました。


小道具を制作した
東京造形大の学生さんたち
今回ぐっと盛り上がったのは、東京造形大学の学生さんたちが、“大きな小道具“を作って”共演“してくれた瞬間でした。【童話】の朗読で、登場人物である母子や魚、湖や船などを大きな紙で作り、黒子となって動かしてくれたのです。イメージを形にできるのは本当にすごい!

さて帰路、市街地を通ると、住人のいない仮設住宅の部屋が目立ちました。会津に滞在している浜通りの人は、ピーク時の約半分の3000人になったとのこと。そこにいたみなさんは、今どうしているでしょうか…。

文:奥寺健(フジテレビ アナウンサー)

フジテレビ 西山喜久恵アナウンサーからのメッセージ


福島県会津若松市飯盛山で行われた「会い逢い朗読会」に参加してきました。
福島へは、昨年二本松市で行われた朗読イベント以来2度目。

飯盛山と言えば、今や白虎隊自刃の場として有名ですが、私たちは、会津さざえ堂という国宝にも指定されている趣のある建物のすぐそばでイベントを行いました。


一方通行のスロープを進むと
なぜか上って降りてしまう・・・
江戸初期に建立された16,5メートル、六角三層のお堂。外観もさることながら、内部の2重らせん構造のスロープの設計が独創的で江戸初期に建てられたと思えない不思議なお堂です。

私も中に入りましたが、ぐるぐる回ってぐるぐる降りると全く違う場所に出ていてマジックにかけられているようでした。そして、今回の朗読会は東京造形大学の皆さんのマジックならぬ素敵な美術作品で盛り上げていただき、一味もふた味も違う朗読イベントになりました。


特に、明治時代の女流文学者・若松賤子※作「鼻で鱒をつった話」。
母と息子でとある湖に小舟で出かけ、子どもが魚を探そうと湖面に顔を近づけた瞬間、「がぶっ」と鼻を鱒にかまれてしまい、痛いのとびっくりした拍子にそのまま体を元に戻すと、鱒が船に入り込み、見事鼻で鱒をつったというお話。(本当にあったお話だそうですよ。)
朗読の背後で、東京造形大学の皆さんが見事にその世界観を表現してくれていて、私も客席から見たかったです。実は、大きな鱒が出てきた瞬間は、私も朗読しながら横目でその展開を楽しんでいました。


この話に登場する母親がまた、とってもユニークで、鱒にかまれて鼻から血を流している息子を見て大笑いするんです。現代のお母さんたちは(私も含め)、子どもの怪我となると慌てふためくのが普通ですが、なかなかこのお母さん、おおらかで頼もしい方です。
こんな母親に育てられる息子は将来大物になるに違いありません。
この「おおらかさ」私も母親として見習わねば!と感じました。


手作りのプログラム

そして何より、東京造形大学の皆さん、
素晴らしいコラボを実現してくださり、ありがとうございました。

文:西山喜久恵(フジテレビ アナウンサー)

※若松賎子(わかまつ・しずこ) 1864年―1896年 会津若松市出身の教育家・翻訳家・作家フェリス女学校卒。
「小公子」の名訳で知られ、夫巌本善治に 協力、キリスト教女子教育に献身した。

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