『みちのく合衆国』でCSRのブースを展開!地元のキャラクターも大集合!
[2013年4月16日更新分]
3月30日(土)、フジテレビの東日本大震災被災地支援イベント『みちのく合衆国』が福島市のあづま総合体育館で開催されました。
これは、夏の社屋イベント『お台場合衆国』の収益で被災地のみなさんに喜んでいただけるイベントをと、昨年の仙台に続いて行われたもので、「THE MANZAI」と「めざましライブ」の各ステージに、地元の方々3500人を無料でご招待!
CSR推進室は、昨年も場外エリアで『ありがとう』のメッセージパネルを作るワークショップを実施。今年は、桜や葉っぱをかたどったメッセージカードにみんなの“夢”を書いてもらいました。
午後には、夢の木は、満開に!
そのほか、ブースでは、CSR推進室がおこなってきた被災地支援「ずっとおうえん。プロジェクト」の活動内容をまとめたVTRも紹介。
また、ガチャピン・ムックやラフくん、福島テレビのふくたん、岩手めんこいテレビのミットくん、仙台放送のジュニくんのほか、被災3県の7つのゆるキャラも加わった合計13ものかわいいキャラクターが勢ぞろいするキャラクター・グリーティングも行いました!
大人も子どももお気に入りのキャラクターと楽しそうに写真をとったり、抱きついたりしていました!
震災から丸2年、福島県は少しずつ復興への道を歩み始めていますが、依然原発被害の影響は根強く「建物の再建などの物理的な復興が進んでも、心の復興が一番むずかしい」と地元の方はおっしゃっていました。
CSR推進室はこれからも、被災地を「ずっとおうえん」し続けていきます!
「みちのく合衆国」CSR活動 参加報告
“夢の木”準備風景(一番右が筆者)私は、今回CSRプロジェクトメンバーとして「みちのく合衆国」の屋外会場に設置されたCSRブースの運営のお手伝いをしました。
CSRブースの目玉は「夢の花を咲かせようパネル」。
幅2.1メートル、高さ1.8メートルで、「みんなのゆめの木」と名付けられた大きな樹木の下に、ガチャピンとムックが描かれており、来場者の未来の夢をメッセージカードに書いて、お礼にお菓子を差し上げるという企画です。イベント前日、プロジェクトチームメンバー7名で小袋入りのガチャピン・ムックのお菓子750個を、ひとつひとつ両面テープで木に留めていき、パネル一面お菓子となりました。
当日、お菓子が鈴なりのパネルは大注目。
開会前からブースの前で足を停めるお客さまがかなりいました。狭いブースの中で、桜の花の形や葉っぱの形のメッセージカードに「夢」を書く人たちがひしめきあいます。
「何て書いた?」「どこに貼ろうかな?」と家族で相談したりする参加者の楽しそうな様子が印象的でした。
参加者は親子連れが多く、幅広い年齢層。小さい子どもの「夢」は「パティシエになりたい」を始め、科学者、テレビのカメラマン、サッカー選手、幼稚園の先生、学校の先生、警察官、ネイリスト、ポケモンといった憧れの職業(?)を書く場合が多かったですが、「悟空に会いたい」「おなかいっぱいお菓子を食べたい」など、微笑ましいものもたくさんありました。
もう少し大きくなり、小学校高学年から高校生くらいになると、「もっとモテたい」「○○高校に行きたい」「○○大学合格」「来年度就職ができますように」など、近い将来にかなえたい具体的かつ現実的な「夢」に変わります。
さらに大人になると、「お金持ちになりたい」と「幸せが続きますように」「家族が元気に過ごせますように」という抽象的な「夢」が大半で、近い将来よりもこれからの将来ずっとそうあってほしい、自分と家族への思いが表れていました。
因みに「お金持ちになりたい」と書いたのは、殆どが30代から40代の女性です。
「浪江町に戻りたい」「福島の役に立つ人になりたい」などの「夢」もありましたが、大震災から2年が経過し、それぞれが自分や家族の進む将来を見据え、前に進み始めていると実感しました。
福島の大勢の人たちの笑顔を見て、私たちも思わず笑顔になってしまう、そんな幸せで
充実した一日でした。
文:柳沢恵子(フジテレビ 経営管理局)