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2010年度 社会貢献トピックス

難病の子どもたちも熱い声援!
そらぷちキッズキャンプ職員ら5人が感動の東京マラソン完走

[2011年3月30日更新分]

難病の子どもたちも熱い声援!そらぷちキッズキャンプ職員ら5人が感動の東京マラソン完走

2月27日この時季にしては珍しく汗ばむような陽気の中、東京マラソン2011が行われ、フジテレビCSR推進室が、朗読会を行うなどして支援を続けている難病の子どもたちの自然体験施設「公益財団法人そらぷちキッズキャンプ(北海道滝川市)」の事務局員、医療ボランティアら5人が参加し見事に完走しました。また難病の子どもたちやその家族約30名が沿道で熱い声援を送り、そらぷちランナーだけでなく多くの市民ランナーにも元気を与えていました。

初マラソンに挑戦したのは、先週まで、そらぷちキッズキャンプのウィンタープレキャンプのため大忙しだった事務局長代理の佐々木健一郎さんをはじめ、女性看護師で医療担当の宮坂真紗規さん、滝川市役所職員でキャンプをサポートする諏佐孝さん、ボランティアの滝川市立病院薬剤師泰地淳夫さん、東海大医学部付属病院看護師新村修さんの5人です。このレースのために15キロ以上体重を落とした人もいるほど、この日に照準を合わせてトレーニングをしてきました。

彼らがマラソンを走ることを決意したのは昨年12月初め。3か月足らずの準備期間にもかかわらず挑戦しようと思い立ったのは、今回から導入されたチャリティランの支援先の一つにそらぷちキッズキャンプが選ばれたことがきっかけでした。全国の方からの温かい志に対して、走ることによって感謝の意を示そう、またそのことが子どもたちの気持ちがひとつになると考えたからです。

彼らが腰や頭に付けているのは「そらっぷ」です。子どもたちに「勇気」を与えてくれるキャラクターで、ボランティアの方の手作りです。この日は、病気と闘う子どもたちや家族の想いをこのキャラクターに託して走りました。

スタート前は「みんな一緒に走ろうぜ」「夜は美味しい焼肉が食べたい」などとリラックスした感じでしたが、徐々に緊張感が高まり、多くの市民ランナーと身体を寄せ合うようにゆっくりスタート。一斉に首都東京の街中に駆け出して行きました。



子どもたちが応援した場所は「かえつ学園西交差点」。
ゴール間近の40キロ地点付近です。多くのランナーが最後の力を振り絞る正に正念場。

一番早く通過したのは少し余裕の泰地さん。初マラソンにして5時間24分10秒でゴール。2番手はなんと女性の宮坂さん、続いて新村さん、そして巨漢諏佐さんは4番目、リーダーの佐々木さんは途中何度もくじけそうになりながらもどうにかゴール、6時間48分10秒でした。
子どもたちの声援と熱い想いを胸に抱いての初マラソン挑戦で全員が見事な完走。子どもたちとその家族の皆さんも大喜びでした。

慣れないそらぷちランナーを精神的にも肉体的にも引っ張ってくれたのは市民マラソンのベテランランナー成田さん。散らばったメンバーの前に付いたり後ろに下がったりしながら、一生懸命に励ましていただき、「全員完走」の大きな原動力となりました。

沿道で応援した子どもたちとその家族、その熱い声援は、そらぷちランナーだけでなく、そのほかの市民ランナーの大きな励ましとなっていました。この日の東京の青い空にこだましていた子どもたちの「がんばれー」の元気な声は北海道滝川の白銀の世界にも届いたに違いありません。季節外れの暖かさの中行われた東京マラソン2011、そらぷちキッズキャンプの子どもたちの熱い想いを残して幕を閉じました。
なお、今回の東京マラソンのチャリティランにより割り当てられる寄付金で、そらぷちキッズキャンプでは「ツリーハウス」を造る予定です。

そらぷちキッズキャンプ佐々木健一郎事務局長代理 マラソン挑戦記~東京マラソンを走り終えて~

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