オフラインプログラムとリアルタイム修正スタイルの照明システム採用
[2009年2月13日更新分]
毎年放送されるFNS歌謡祭では、コンピュータ制御のムービングライトを大量に導入し、照明デザイナーがCGを使って事前データ入力(オフラインプログラム)を行い、カメラリハーサルや本番中もリアルタイムにプログラム修正等のコントロールを行うことができ、統一感のある照明を実現させています。
この手法によってこれまで必要とした現場作業を極限まで減らすことが可能となり、省電力化と省力化を実現し、さらにスタッフの危険作業(高所作業)も遠隔操作のムービングライトを使うことで削減して安全性の向上を図っています。
考えうる技術の導入を積極的に行い、安全で良質の番組制作に努力しています。(2007FNS歌謡祭においては日本照明家協会大賞と文部科学大臣賞を受賞)
植松晃一(フジテレビ 制作技術部 照明担当部長)