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[2007年9月3日更新分]
地球温暖化の今 ~生物多様性~
タンチョウ 提供:環境省
イリオモテヤマネコ 提供:環境省
(8月2日木曜・3日金曜 放送)
工業化が始まる以前、19世紀中ごろと比較して地球の平均気温が2℃上昇すると「気候大変動」が起こると言われています。そして、その手前の1.5℃の上昇では生態系に大きな影響を与えると言われています。
地球上に多種多様な生物が存在することを「生物多様性」といい、長い地球の歴史の中でお互いが依存する複雑な関係を作り上げてきました。
今、地球温暖化によって、その生物多様性が崩れ始めているといいます。地球の気温上昇スピードが速まり、その微妙な気温の変化に生物や植物が対応できずに絶滅への道を辿っていると言われています。
「生物多様性」の崩壊が人間に与える影響は計り知れないとも言われています。なぜなら、複雑な関係を持っているのが「生物多様性」であり、人間もその一種であるからです。
ニュースジャパンでは、地球温暖化について、これからも皆さんと考えていきたいとおもっています。