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2007年度 環境活動

FNNスピーク(月曜~金曜11時30分~12時00分 土曜11時45分~12時00分放送)

[2008年1月1日更新分]

バイオ燃料精製の苦悩


スマトラ島の伐採された熱帯雨林で
リポートする神崎記者


植林されたアブラヤシ


燃えると多量のCO2を排出する泥炭


アブラヤシ
(2007年12月13日放送)
バイオ燃料の人気の高まりとともに、伐採されたインドネシア、スマトラ島の熱帯雨林。その広大な跡地にはバイオ燃料の原料となるアブラヤシが植えられています。

バイオ燃料は原料となる植物が成長する過程で二酸化炭素を吸収するため「地球に優しい」とされています。インドネシアでは近年まで輸出用のアブラヤシの植林を進めるため、熱帯雨林の伐採を許可していました。

しかし、二酸化炭素を吸収してくれる熱帯雨林を切ってしまっては、「熱帯雨林をアブラヤシに替えただけで問題の解決になっていない。」と専門家からも批判の声が上がっています。

さらに深刻な問題も起きています。熱帯雨林が伐採された後にアブラヤシの成長を助けるため、違法な「焼き畑」が横行しているのです。「焼き畑」をすれば当然大量の二酸化炭素が放出されますが、さらなる問題は焼き畑が行われた後の土です。

この土は『泥炭』と呼ばれる真っ黒な土で、火がつくとさらに大量の二酸化炭素が放出されるのです。この泥炭火災により、年平均20億トンもの二酸化炭素が排出されているという試算もあります。日本の年間の二酸化炭素排出量は13億トンですからこれがどれだけ深刻な数字かがわかります。

インドネシア政府は現在、熱帯雨林の伐採を禁止していますが、違法業者は後を絶たず、行政担当者は「取り締まりに不可欠な人員も装備もないのに、どうやって広大な熱帯雨林を取り締まればいいのか」と嘆いています。

熱帯雨林の伐採、焼き畑、そして泥炭火災。
「地球に優しい燃料」になるはずのアブラ椰子が逆に地球環境を悪化させている現実・・・。インドネシアの苦悩は続いています。

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