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2018.6.4 update
最終話『コンフィデンスマン編』に
佐藤隆太さんがゲスト出演!!

6月11日(月)放送の第10話(最終話・15分拡大)『コンフィデンスマン編』佐藤隆太さんがゲスト出演します。

佐藤さんが演じるのは、虚弱体質な上に結婚詐欺の被害に遭った不運な男・鉢巻秀男。最終回となる今回の物語は、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)のいる、ダー子のスイートルームからスタートします。ダー子、リチャードにこれまで稼いだ額を聞くボクちゃん。彼らから出た、億単位の金額を聞くと、ボクちゃんは「もう充分だよ」と話します。ボクちゃんは、これまでが奇跡的にうまくいっていただけで、いつか報いを受けるから、もう詐欺稼業から足を洗おうと主張しますが、どこ吹く風のダー子。そんなダー子を見て、ボクちゃんは「僕は降りる」と去ってしまいます。

それから1年後、ボクちゃんは引っ越し業者としてまっとうに働き、主任にまで昇進していました。そこで、ボクちゃんは重い荷物を持てずに四苦八苦していた新人の鉢巻秀男と出会います。仕事終わりに、居酒屋で語り合うふたり。鉢巻は、自身について、体が弱く今までまともに働いたことがなく、親の遺産を切り崩しながら暮らしてきたと語ります。しかも、その遺産すらも結婚詐欺の被害に遭ってすべて失ってしまったとのこと。お人よしのボクちゃんは、鉢巻から詳しく事情を聞き、彼に相手の女性と結婚相談所所長の似顔絵を書かせます。完成した似顔絵は、ダー子とリチャードにそっくりでした。怒り心頭のボクちゃんは、鉢巻を連れ、ダー子のスイートルームを訪れます。真相を確かめようと、ダー子とリチャードに詰め寄りますが、そこで鉢巻の態度が急変し……。

『コンフィデンスマンJP』は、各話ごとにいろいろなロケ地を訪れ、さまざまなシーンを撮影してきましたが、最終話の「コンフィデンスマン編」は、ほぼダー子のスイートルームのみのワンシチュエーションで進行します。脚本家・古沢良太さんの真骨頂とも言える、ワンシチュエーション劇に是非注目して下さい。また、ドラマ後半には、『コンフィデンスマンJP』ファンにはたまらない仕掛けが用意されていますのでお見逃しなく! さらに最終話にふさわしい、戸田菜穂さん、袴田吉彦さん、野間口徹さんなど豪華サプライズゲストも出演します。

15分拡大版でお送りする『コンフィデンスマンJP』最終話にご期待下さい。

佐藤隆太さんコメント

「月9ドラマ」は、『失恋ショコラティエ』(2014年1月クール)以来の出演となりましたが?
僕が演じる鉢巻秀男とコンフィデンスマンとの1対3という、少ない人数でのお芝居がメインでしたが、きっちりお一人お一人と向き合って濃密なお芝居を演じさせてもらったという感じで楽しかったです。僕は初日からとにかくセリフが多かったので余裕はなかったのですが、撮影に入った瞬間にこの現場の空気感いいなぁとまず思ったんです。お三方のコンビネーションはもちろん、スタッフも大好きな方がたくさんいらっしゃる現場だったので、そのぶん僕で良かったと思ってもらえるようにと、やりがいがありました。できることなら1話からずっとご一緒したかったというくらい、すごくいいチームでした。
脚本を読まれた感想は?
まず古沢さんの脚本での出演のお話をいただけたことがすごく嬉しかったです。この鉢巻秀男というキャラクターはとにかく難しいキャラクターだと思いましたが、ストーリー自体は1時間をワンシチュエーションの中で展開するもので、その中で見事にひっくり返して、またひっくり返して、坂道を転がるような、最終的に表と裏どっちで着地するんだろうという面白さがあります。見事な脚本だなと思いました。
演じられた「鉢巻秀男」について考えたことは?
父親との関係性など、どこか切ない部分があって、本当は気弱で優しいヤツなんだと思います。どこかで歯車が狂ってしまったんでしょうね。短いシーンでしたけれど、親子二人のワンシーンも監督が丁寧に撮って下さったんで、嬉しかったですね。
長澤まさみさんとは、『わが家の歴史』(2011年2月/フジテレビ系)以来の共演となりましたが。
ずっと再会したかった方です。最初に共演者のお名前を聞いたときに、まさみちゃんも、でっ(東出)くんも、こひ(小日向)さんも大好きなので、すごく嬉しかったですね。3人と久しぶりに会って、いきなりこういう距離感の芝居だったので、楽しかったです。まさみちゃんとは3日間の撮影でしたけれど、あっという間に感じましたね。
『コンフィデンスマンJP』を、楽しみにされているファンの方へメッセージをお願いします。
本当によく練られた素晴らしい脚本なので、ご覧になる方にも“どっちに転がるんだろう!?”というどんでん返しを存分に楽しんで下さい。

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