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2018.4.16 update
石黒賢さん
悪徳美術商役でゲスト出演!!

4月23日(月)放送の第3話は、石黒賢さんがゲスト出演。石黒さんが演じるのは、古今東西のあらゆる芸術作品に精通した美術評論家であり、アートビジネス界の権威・城ヶ崎善三(じょうがさき・ぜんぞう)。城ヶ崎は、テレビの美術品鑑定番組に出演するほど有名な一方で、その名声と鑑定眼を悪用し、価値ある美術品を安く仕入れては高く売りさばき、私腹を肥やしている悪徳美術商で、おまけに女癖が悪いという人物。これまで、どちらかと言えば、さわやかな役柄を演じることが多いイメージのある石黒さんが、そのイメージとは対照的な役柄の城ヶ崎をどのように演じるのか、ご期待下さい。また、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人が、今回はどんな手を使って、悪徳美術商の城ヶ崎をだますのかにも注目です。

石黒賢さんコメント

『HERO』(2014年7月クール)以来、久しぶりの「月9ドラマ」出演となりました。
出演を決めた一番の理由は、古沢さんの脚本でした。長澤さんの七変化的なものがあり、なおかつストーリーの起伏があって、オチがあるという。虚栄心と功名心と上昇志向の強い男がギャフンと言わせられるのは視聴者の皆さんも痛快でしょうし、面白いなと思いました。“月9”という枠ということもあり、“やっぱりドラマって面白いよね”ということを改めてお客さんに伝えたいなという点では、古沢さんの脚本は非常に面白かったし、それが出演の決め手ですね。
今回演じられる「城ヶ崎善三」というキャラクターに対する印象は? また、演じるにあたり心がけたことは?
城ヶ崎に関しては“多分、こういう人いるよね”ということで、参考になる番組やモチーフになる人はいますけど、手がかりとしては知的でダンディーみたいなことが書いてあって。その中に、一生懸命走ってきた人間ならではの一生懸命さが生むおかしみ、滑稽さみたいなものを入れられたらいいなと。パフォーマンスに走ってキメてるつもりでいても、端から見ると笑えちゃうという、そういう人間にしたいなと思ったんです。演じる上で意識したことは“姿勢”ですね。それは精神的な意味ではなく、体の“姿勢”です。すごく自己演出を頑張っている人にしたかったので、人と向き合うときも常に正面に向き合うし、背筋もスッとして、だらしなくならないような動きと姿勢でいたいなと思いました。
共演された長澤まさみさんの印象は?
過去にお父さん役をやったことがあるんですけど(映画「岳-ガク-」2011年/東宝)、実は会ってないんですよ。遺影と声だけの出演だったんで、お芝居をするのは初めてです。すごくすてきな女優さんだと思っていたんで、ご一緒できて楽しかったですね。すごく良かった。とても真面目な女優さんだなと思いました。役に関してのアプローチもそうだし、主演としての責任というものがあるんですよね。現場での立ち居振る舞いとか、責任を感じながら我々ゲストを迎えて下さって、演じていらっしゃるなということを感じましたね。役に関してもいろんなアプローチをトライしていただろうし、面白くするためにはどうしたらいいかっていうことを、すごく考えてきたということが、ひしひしと伝わってきましたね。
『コンフィデンスマンJP』を、楽しみにされているファンの方へのメッセージをお願いします。
長澤さん、東出さん、小日向さんというレギュラーの方々のバランスが相まって、ゲストをどう絡め取っていくかという妙と、ゲストの困惑ぶり、転落していく様を痛快な気持ちで見ていただけたらなと思います。何より長澤さんの変身ぶりが楽しいんじゃないでしょうか(笑)。

まだ、第3話のサブゲストとして馬場ふみかさんでんでんさんも出演。馬場さんは、城ヶ崎と知り合い、彼にまんまとだまされてしまう、画家志望の美大生・須藤ユキを、でんでんさんは、ダー子が城ヶ崎をだますためにピカソの未発表作品の作成を依頼する贋作(がんさく)画家を演じます。ご期待下さい。

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