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更新日:2018年2月27日

2018年2月度社長会見要旨(2018.2.23)

Q.1月クールの視聴率動向に関して

連続ドラマに関しては、決して満足のいく視聴率ではないが、その一方で、内容については視聴者の皆様から、あるいはメディア、SNSなどでもいい評価をいただいている。最終回に向けてストーリーの盛り上がりを期待して欲しい。
また8年ぶりにレギュラー番組として復活したダウンタウン浜田雅功さん司会の『ジャンクSPORTS』は、初回の3時間スペシャルがいきなり二桁の視聴率を記録した。各局の人気番組がひしめく日曜日の夜で素晴らしい結果だった。フジテレビのタイムテーブルに久々に復活したスポーツバラエティとして定着してくれるものと期待している。

Q.4月改編の方針・狙いについて

毎回申し上げているが、昨年の10月、今年の4月、10月という3つの改編を経てタイムテーブルの改革を行っていく。その中でも最も重要なのが今回の4月改編。とにかく、より多くの視聴者の方々に観ていただけるような番組をどれだけ多く制作、放送できるかということが改編の眼であり、今作業を進めている。

Q.最新の営業概況について

1月の売上げが確定した。前年比でネットタイム95.4%、ローカルタイム114.5%、スポット104.8%。全体では101.0%だった。タイムはネット・ローカルの年末年始セールスが順調で、ともに完売、前年以上の売上げを達成した。スポットも前年売上げを超え、12月に続き2か月連続で関東エリアのシェアがアップした。その結果、トータルの放送収入で前年を超えることができた。2月のセールスも終盤だが、五輪セールスの売上げが乗ってくるので、トータルで前年を越える予定だ。

Q.最新の映画事業概況、およびイベント事業概況について

2月10日公開の「今夜、ロマンス劇場で」は、30代~50代の男女を筆頭に幅広い世代を集客し、公開週の週末興行ランキングで首位を獲得するなど、いいスタートを切った。昨日現在で累計動員が46万人を超え、興行収入も6億円近くと好調に推移している。鑑賞後の評判も良く、平日の興行も堅調なことから、興収10億円超えのスマッシュヒットが狙える。大いに期待したい。
今月7日にシルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品「ダイハツ キュリオス」が開幕。初日から連日満員になるなど、期待値が高い作品だけあり大勢のお客様にご来場頂き、絶賛の声を頂戴している。私も見たが創設30周年記念の演目にふさわしい素晴らしい内容だった。東京公演は7月8日までで、その後、大阪、名古屋、福岡、仙台と巡演する。東京でブームを作り、各地に繋げていきたい。

Q.BPO放送倫理検証委員会の『とくダネ!』に対する意見書を受けて

今回同じ『とくダネ!』で1ヶ月の間に2件、刑事事件に関する情報について誤りが続いたもので、BPO放送倫理検証委員会の「放送倫理違反あり」という決定を重く受け止めている。全社一丸となって、再発防止に引き続き取り組んでいく。