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更新日:2017年7月31日

2017年7月度社長会見要旨(2017.7.28)

Q.7月クールの視聴率動向に関して

月曜9時の『コード・ブルー』が初回16.3%、2回目15.6%と素晴らしいスタートを切ることができた。フジテレビだけでなく系列局も軒並み高視聴率。タイムシフトでも初回の総合視聴率が24.5%と多くの視聴者の方に見ていただいている。『コード・ブルー』だけではなく、いずれのドラマもスタートしたばかりだが、徐々に注目を集めてきているのではないかと思っている。
デイタイムは引き続き好調で、『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』2部が今月、月間平均視聴率で番組ベストを更新する見込み。『バイキング』開始3年目、『グッディ!』開始2年目で、視聴者の皆様に徐々に受けて入れていただいていると実感している。系列局も視聴率が上昇傾向にあり、デイタイムで多くの視聴者の支持を得て、夕方のニュース、ゴールデンタイムに繋げていきたいと考えている。
GP帯は、まだまだ低視聴率という苦境から脱し切れていないが、編成及び制作には、今の時代を冷静に見据えた根本的な番組改編、番組改革を求めている。

Q.夏の大型特番・スポーツ番組について

8月2日(水)に『FNSうたの夏まつり』、8月28日(土)に20周年を記念して『ワンピース』の新作アニメを放送する。夏休みに家族揃って見ていただける大型番組。
また、8月13日(日)・14(月)には、全米プロゴルフを中継する。松山英樹選手は上り調子なので、このフジテレビとBSフジが中継する生放送の中で、メジャータイトルを初めて獲っていただきたいと思っている。
そして、9月に『FNS27時間テレビ』を放送する。今回は“にほんのれきし”をテーマにスペシャルな2日間をお届けする予定で、今までに無い「27時間テレビ」になると考えている。

Q.10月改編の方針について

現在、編成・制作を始めとする制作現場で、鋭意検討している最中なので、もうしばらく番組内容についてはお待ちいただきたいと思う。新しい体制になって“変わるタイムテーブル”、“変わるフジテレビ”というものが打ち出せる番組改編にしたいと現場に指示しており、現場もその意向を受けて、番組企画を詰めている段階だ。

Q.最新の営業概況について

第1四半期が確定した。前年比でネットタイム87.2%、ローカルタイム99.0%、スポット94.3%。トータルでは91.6%。ネットタイムのセールスが大幅に下がった要因は、昨年リオのバレーボール最終予選があったことによる反動減など。
また、スポットの地区投下は今年に入っても厳しい環境が続いているが、8月は引き合いも伸び始めており、全日帯の視聴率が上昇機運にあるので、売り上げ回復に努めたいと思っている。

Q.最新の映画事業概況、およびイベント事業概況について

21日(金)に公開された「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、アメリカのイルミネーションスタジオと宣伝協力の提携契約をしているが、3日間で約7億5000万円の興収を上げるロケットスタートを切っている。昨日現在で、累計動員約112万人、興収約13億3000万円となっていて、ファミリー層を中心に幅広く見ていただいている。このシリーズは興収記録を右肩上がりに伸ばしている。
15日(土)に開幕した「お台場みんなの夢大陸2017」は、まずまずの出足。全体では、おおむね目標としていた通りの来場者数を達成している。今年はお台場移転20周年なので、フジテレビの総力を挙げて取り組んでいるところだ。10周年を迎えた「めざましライブ」は初日、テーマソングを担当する乃木坂46が出演して、5,000人を超えるお客様に来ていただいた。また、恒例の「居酒屋えぐざいる」に加え、今年は同時開催しているハウステンボス「ウォーターパーク」も人気を集めている。