ニュースリリース

新技術のバリアフリー上映を初の本格導入！
「三度目の殺人」
＜9月9日（土）全国ロードショー＞

　9月9日（土）に公開される是枝裕和監督の最新作「三度目の殺人」で、どんな方でも劇場観賞を楽しんでいただけるバリアフリー上映の新技術「UDCast」を、全国ロードショー作品としては初めて導入することが決まりました。
　UDCastとは、映画・映像等の音声をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、事前に制作した字幕や手話の表示、音声ガイドの再生等を行うことのできるアプリケーションで、Palabra（パラブラ）株式会社（本社：東京都中野区、社長：山上庄子）が開発・運営を行っています。
「見えない、見えにくい方」「聞こえない、聞こえにくい方」が、劇場で映画を楽しめるよう、「三度目の殺人」では視覚障害者用音声ガイドと聴覚障害者用日本語字幕をセットで提供。興行期間中すべての上映劇場・上映回にてUDCast方式による音声ガイド・日本語字幕をご利用いただけます。
　お客様ご自身の対応メガネにUDCastアプリをダウンロードし、専用マイクを付けてご持参いただければ、全国の上映劇場・上映回で字幕付きで映画をお楽しみいただけるほか、立川シネマシティ（東京都）、川崎チネチッタ（神奈川県）、ミッドランドスクエアシネマ（愛知県）、大阪ステーションシティシネマ（大阪府）の4劇場では、UDCast方式対応の字幕表示用メガネ機器（セイコーエプソン製スマートグラスMOVERIO「BT-350」）の貸し出しも行います。（※貸出は事前予約制です）
　また、音声ガイドは、スマートフォン等の携帯端末機器にUDCastアプリをダウンロードいただければご利用できます。
　これまでもバリアフリー上映の積極的な導入に力を入れていた是枝監督作品。その最新作「三度目の殺人」で、バリアフリー上映のさらなる普及が期待できる新しい劇場観賞の形が実現します。