番組審議会

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第448回 番組審議会議事録概要

1.開催日時

平成27年 6月10日(水)正午より

2.開催場所

東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社

3.出席者

  • 委員長
  • 但木敬一
  • 副委員長
  • 神崎仁
  • 委員
  • 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、林真理子、毛利衛、八木秀次
    (欠席:寺尾睦男)
  • 局側
  • 亀山社長、遠藤専務、鈴木常務、大多常務、港常務、西渕執行役員局長、
    崎山執行役員局長、小川執行役員局長、清水執行役員局長、塚越局長、
    小田局長、岸本局次長、夏野部長、金田室長、小松部長、佐々木企画担当部長、板谷プロデューサー、
    黒木プロデューサー、清水編成担当、柴崎室長、北村調査役、太田番組審議室

4.議題

「水曜歌謡祭」(水)19時57分~20時54分放送
(審議対象は、2015年5月27日(水)19時57分~20時54分放送分)

議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。

  • 生放送の臨場感もあり、セット替えなど見られて全体としては面白く見た。
  • 水曜日の8時台というのは、時間帯としてどうなのか。劇場やホテルのショーはあり得るが、もっと遅い時間帯の方が視聴者にとってはいいのでは。
  • 『FNS歌謡祭』は感動があるのに、『水曜歌謡祭』はコラボが化学反応を起こしていない。
  • 森高さんの起用はいい。彼女が出てくるだけで、80年代の爽やかな空気が画面に再現される。
  • 生放送のカメラワークが凄い。プロの凄くレベルの高いカメラワークだ。
  • 井上陽水の歌を特集するなら、どうして陽水さんを連れてこられなかったのか。本物の迫力は違う。
  • 歌の番組で笑いを取る必要はないのではないか。
  • 生放送で生歌に堪えられる人だけを毎週キャスティングするんだという、制作者の強い志を感じる。
  • しかし、皮肉にも、それは「視聴者が今見たい歌手を見られない」というこの番組の弱点にも繋がってまっている。
  • 私は井上陽水が好きだ。美空ひばりのように亡くなっている方の曲を、若い人達に競わせるのは、面白い企画だ。しかし、井上陽水は生きている。あの気だるいエロティズム、へんてこな彼の魔力みたいなものは、全然見えない。

制作者からは、

  • コンサートや夏のフェスの動員数は毎年増えている。『水曜歌謡祭』は、世代を超えた名曲を、フジテレビの音楽班ならではのコラボやカバーでお届けし、視聴者に生で音楽を体験してもらい、コンサート会場にいるような番組にしていきたい。水曜日が「国民の音楽の日」になるような志で番組制作に取り組んでいる。
  • 『FNS歌謡祭』は1カ月前にリハ。リハの段階では全然だめでも本番にはきっちり照準を合わせ、自分の歌になるように努力してくる。『水曜歌謡祭』は、10日前、若しくは1週間前のリハ。改善して、ちゃんと伝わるものを作りたい。
  • 生放送でやる音楽番組の素晴らしさをもう一回伝え直そうと思っているところ。例えばコラボで共演する場合、収録で歌う緊張感と生放送で失敗はできないという緊張感で歌うのは大きな違い、生放送だからこそ伝わるものを作りたい。
  • 企画段階では、陽水さんに来ていただいて1曲でも歌っていただいて囲む形で構成をと考えた。しかし、スケジュールが空かず、それを逆手にとって、歌唱力のある若手歌手で、陽水さんにトライしてみようというのが今回の趣旨だった。

などの説明があった。

以上