イントロダクション

2017.3.10 FRI. UPDATE 2017年7月始動開始!
日本全国“ドクターヘリ”配備数増加に寄与
コードブルー~ドクターヘリ緊急救命~

2008年7月、日本初にして唯一のドクターヘリをテーマに取り上げたドラマ『コード・ブルー』がスタート。大好評の内に全11回の放送を終え、翌09年1月にスペシャル、2年と置かず10年1月からは2ndシーズンを放送しました。大好評の中、惜しまれながら最終回を迎えた『コード・ブルー』が2017年7月、帰ってくることになりました!  出演は過去3回と同様、山下智久さん新垣結衣さん戸田恵梨香さん比嘉愛未さん浅利陽介さん。シリーズを追う毎に大きく飛躍した5人。全員が主役級俳優となった今、5人が揃ったことは奇跡とも言えます。

『コード・ブルー』は“ドクターヘリ”に乗り込むフライトドクターを目指す若者たちの姿を初めて取り上げ、その真摯に命と向き合う姿が大きな反響を呼びました。ドラマ『コード・ブルー』が誕生したのは「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」(ドクターヘリ特別措置法)が公布された2007年の翌年。まだドクターヘリの認知度が世間一般に高くない中、配備を促進することを目的とした同法公布後に『コード・ブルー』が放送されたことは意義深いことでした。『コード・ブルー』(以後1stシーズン)はフライトドクターを目指し全国から翔陽大学附属北部病院救命救急センターに集った藍沢耕作(山下智久)白石恵(新垣結衣)緋山美帆子(戸田恵梨香)藤川一男(浅利陽介)といった医師たちが、出会うところから始まりました。さらにドクターヘリで既にフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉愛未)とも、時にぶつかり、時に助け合いながら生死を左右する難問に日々向き合いながら次第に成長していく姿が描かれました。最終話ではトンネル多重衝突事故の大惨事の中、人命救助に必死に向き合う5人の姿が描かれた。スペシャル(2009年)ではトンネル事故後、謹慎していた5人が勤務に復帰した日に発生した列車脱線事故でのドラマが描かれました。

セカンドシーズン(2010年)は、フライトドクターの研修修了認定まであとわずかとなった彼ら4人の姿を中心に描かれました。クライマックスでは飛行機墜落によるドクターヘリの要請が入ります。一回り成長した彼らが惨状を前に瞬間、瞬間に決断を迫られる中、命を守ることを第一に一人一人と向き合う姿が描かれました。全作を通じ、緻密な取材に基づくリアルな医療現場を描くと同時に、一人一人の個性を丹念に描き出す人間ドラマが大きな感動を呼びました。

こうしたドラマへの反響が実際にドクターヘリの普及促進の一助を担ったことはドクターヘリ救急医療システム普及促進を目的とする「救急ヘリ病院ネットワーク」(HEM-net)会長、國松孝次氏の言葉に明らかです。
「2007年当時全国で14機しかなかったドクターヘリが今年3月の奈良への配備で50機になり、おおむね全国配備を達成する。『コード・ブルー』がドクターヘリの存在を全国に知らせ、そこで活躍する医師や看護師たちの姿を見事に描いてくれたおかげです」(國松氏)。

その間にドラマに出演した5人も、大きな飛躍を果たしています。1stシーズン放送当時は数作品で主演を務め「期待の新人」「若手有望株」と言われていた彼らが、その後数多くの作品で主演を務め、ヒットにつなげています。

山下智久さんは、今作で月9主演5回目となり歴代最多出演3位タイとなります。フジテレビでは『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』、『SUMMER NUDE』他各局のドラマ、映画で主演を飾りバラエティ・俳優業にとどまらず歌手活動でも表現者として話題を呼び続け今に至ります。

山下智久さんコメント

7年ぶりの『コード・ブルー』。
久しぶりに5人で集まれる事、そして藍沢をまた演じられる事を嬉しく思い、
成長した姿を皆さまにお見せする事が出来たらと思います。
ドクターヘリの配備もスタート当初の14機から50機になったという事で、ドラマを通して、実際に多くの方にドクターヘリの存在を広められた事は誇りであり、素直に嬉しいです。
新シーズンを通して、また少しでも貢献出来たらと思います。全情熱を注いで頑張ります。

新垣結衣さんも、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)に主演し、各テレビ賞を総なめにしたのは記憶に新しいところ。『リーガルハイ』など記憶に刻まれるヒロインを演じ続け押しも押されもせぬ主演女優として活躍中。

新垣結衣さんコメント

最初の『コード・ブルー』の撮影中に20歳の誕生日を祝ってもらったのが随分昔のような、ついこの間のような。
そしてまた20代最後の歳に『白石恵』と向き合う事になり7年ぶりの再集結ということで、とても大きな縁と使命と課題を感じています。
物語の中で状況や立場など、あらゆる事が7年前とは大きく変わったであろう今の新しい『コード・ブルー』を、あのとき共に懸命に駆け抜けたこの5人でまたやれる事がとても楽しみです。
観てくださる皆様に楽しんでいただけるように、何か感じて受け取ってもらえるように精一杯がんばります。

戸田恵梨香さんも『LIAR GAME』シリーズや『鍵のかかった部屋』といった逆境に負けないヒロイン、芯の強いヒロインから他局のドラマ、映画でもコミカルな役、さらには偏執的な人物まで演じわけ、演技派として誰もが認める女優となりました。

戸田恵梨香さんコメント

7年という時を経て『コード・ブルー』をもう一度やるという事にとても重みを感じています。
この作品が持つパワーやエネルギーがとても強いからです。
決定してから「今の自分はどう変化したのだろう」と考えることがしばしばあります。新たに生まれた感情や意識や忘れてしまった何かもあると思います。
今の自分がどうなっているのかよく分からないけれど、大切なものをたくさん知り手に入れたような気がします。
だからこそ、今の私にできる事を”緋山”と向き合いながら、
怒涛の日々をもう一度懸命に生きたいと思います。

比嘉愛未さんは時代劇の可憐な姫から刑事役まであらゆる役を演じ、ドラマ、映画、舞台さらには多くのCMにも登場するなど活躍の場を広げ、世代、性別を超えた多くのファンに愛され支持される女優です。

比嘉愛未さんコメント

7年振りにまたあのメンバーと空を飛べる!  と思うと高揚感が収まりませんでした!
大好きな作品、チーム、そして冴島はるかという役柄をまた演じられる事に喜びが止まりません。
7年間、それぞれいろんな経験を経て
人として表現者としても成長した姿でまた共演出来る事も今から楽しみですし、私も誠心誠意心を尽くして行きたいと思います!
『コード・ブルー』ファンの方も、初めてご覧になる方にも愛されるような作品を作っていきますので楽しみにして下さいね。

浅利陽介さんはテレビドラマ、映画、舞台にとどまらずバラエティにも出演、さらには配信ドラマ、CMなど活躍の幅を広げ、常に姿を見ない日はないほど。個性あふれる役、鍵を握る役を演じ続け個性派俳優の代表格として活躍しています。

浅利陽介さんコメント

スタッフ、そして同じキャストでドラマ『コード・ブルー』をまた作ることが出来て嬉しいです。
僕は二十代前半のときに、この作品に鍛えてもらいました。
医療シーン、医療用語、事故の現場などで演じることが難しかった記憶が甦ってきます。
何度もNGを出して、『もう一回、もう一回』と頭を下げていたことも。
今回は新しい人も入ってくると聞きましたので、そんなことがないように成長したと感じてもらいたいですが、そのような余裕があるのか…ハッキリいって不安です。
とにかく目の前の事柄に全力で取り組んで、「たくさん失敗してもいい!」と、開き直るわけでは決してありませんが、初心を忘れないように心掛けていきます。
余裕がある藤川一男ではなく、藍沢に男として勝つ気マンマンで挑んでいく、藤川を見せたいなと思います。
沢山の方々にドラマを観てもらって、救急医療の発展にまた繋がれば嬉しい限りです。

そして、今回満を持して3回目の連続ドラマ放送を迎えるに至った思いを増本淳プロデューサーは、
「『コード・ブルー』は数ある医療ドラマの中で少し特殊なドラマです。スーパードクターの登場しない、リアルな医師たちの葛藤や成長を描いた物語で、視聴者の皆様だけでなく、現実に医療現場で働く医師や看護師の方々から支持を頂戴できたのもそのためだと考えています。5人の若き医療者の言わば日記のような物語であり、あの5人は放送を終えたあとも日本の何処かで変わらず命と向き合う日々を送っている、そんなふうに感じていました。キャストの5人とたまに会って話をする中でも「藍沢は、白石は、きっと今頃…」という話に必ずなります。そのため、彼らの物語は尽きることがありません。そんな話をする中で、新しい局面として皆様にお見せしたいと思っていたテーマが、「一人前になった彼らが人を教える立場になる」というものでした。今回のシーズンでは、ドクターヘリ専門研修を終え一人前に成長した彼らはかつての自分たちのような未熟な医師たちを教える立場になります。そして、教えるという行為は結局、自分の至らなさを再確認する行為であり、その行為を通じて彼らはさらに成長していきます。そんな姿を視聴者の皆さんにお届けしたいと思っています。少し話が堅苦しくなりましたが、とにかく、タフな医療者に成長した彼らの活躍、責任が大きくなることに比例して大きくなった葛藤、30代を迎え結婚やキャリアなど人生の岐路に立つことで生じる迷い、など、より深みを増した物語を、奇跡の再集結を果たしてくれた豪華キャストたちと共に、さらにスケールアップした映像でお届けいたします。そして、ドクターヘリは、救急医療の現場ではあと20機ほど増やし70機位にする必要があるという見解が有力です。そんな日本のドクターヘリ普及促進の一助になれればと強く思っております」

そんな思いを胸にお届けする3作目でも、1stシーズン、2ndシーズンと変わらず、あくまで「より多くの人命を救う」ために彼らは邁進し続けます! 医師・看護師としてのキャリアも10年を超え、かつてはフェローであった5人が一人前の医師・看護師として救急救命の最前線で活躍します。5人の前に現れるニューカマーも注目を呼ぶことになると思われ、今後の発表にご期待ください!