2017.8.7 MON. UPDATE INTERVIEW #9 横峯あかり役 新木 優子さん

『コード・ブルー』は、フジテレビ系列の
連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ制作)に
続いての出演となりました。
そうですね。『CRISIS』で演じた大山玲は、なんでも出来るような精神的にも自立した女性でした。今回の横峯は大山とは真逆のキャラクターなので、演じるのが面白いです。
横峯役が決まった時のご感想は?
『コード・ブルー』はすごく好きな作品で1st、2ndシーズンと見ていたので、出演オーディションを受けさせて頂けたことだけでも嬉しかったんです。ですので、出演が決まったと知った時の喜びはもっと大きかったです。自分が救命スペシャリストの一員として、ひとつの目標に向かって進んでいけるんだという喜びです。
ご覧になられていた前2作はいかがでしたか?
衝撃的な作品でした。当時、私はまだ中学生でしたけど、リアルな手術シーンや救命現場は『コード・ブルー』を見るまでは見たことがなかったからです。事故現場にヘリコプターで医師が駆けつけるということも『コード・ブルー』で初めて知って、純粋にカッコイイなぁと思っていました。そして、登場人物一人一人の思いが伝わって来るのも感動していました。医師、看護師、患者さんそれぞれのやり取りや関係性に感情移入してしまって、気がついたらテレビを見ながら泣いていることも多かったです。
思い入れのある作品の3rdシーズン撮影に参加されていかがですか?
1st、2ndを作って来られたスタッフさん、役者のみなさんの結束力、絆の深さを感じました。そんなみなさんが、今回から参加することになった私たちを温かく迎えて下さったので、撮影現場では自分らしく演じることが出来ていると思います。
横峯はどのようなキャラクターと捉えていらっしゃいますか?
基本的に明るく、素直ですね。でも、どこか天然なところがあるので失敗したりドジをして藍沢先生(山下智久)に怒られたりもするんですけど、持ち前の素直さで一生懸命がんばる女性です。
横峯を演じる上で留意されていることがありますか?
“今どき女子”感を意識しています。新参加のフェローたちの中には、女性としてフライトナースの雪村(馬場ふみか)もいます。その雪村と比べても横峯はなんでも表情に出やすかったり、行動に出やすかったり…少し落ち着きがない面もあるので…。でも、それは素直さから来ることで、現場の雰囲気に素直だからこそ、泣いたり、怖がったりしてしまうんです。そんな横峯を出せるように演じています。
横峯の指導医は藍沢ですね。
藍沢先生の指導はすごく厳しいんですよ。だからこそ、たまに褒めてもらうのがとても嬉しいんです。2話では、1人で3人の患者さんを診るよう藍沢先生に指示されました。横峯は戸惑いながらもがんばって…藍沢先生のフォローもあったので全員の命を救うことが出来たんです。その後のシーンで、藍沢先生に“よくやった”と言われた時は、横峯としてではなく、私自身も何とも言えないぐらい嬉しかったです。この時は、新しくドラマに参加した私の気持ちとも少しリンクしたかもしれません。
前2作をご覧になっていたファンとして、
もし新木さんご自身が指導を受けるとしたら、どの先生が良いですか?
緋山先生(戸田恵梨香)かな?  私は厳しくされると折れてしまうので藍沢先生ではきっとダメですね(笑)。横峯は厳しくされても素直に受け取って頑張れるんですけど…。緋山先生も、もちろん指導は厳しいと思いますけど、その中に情の深さを常に感じられると思うんです。白石先生(新垣結衣)は先生の優しさに甘えてしまいそう。これは、藤川先生(浅利陽介)も同じかもしれませんね
撮影で苦労されているところは?
医療用語も難しいんですけど、医師としての所作が大変です。横峯はフェローとは言え、医師としての勉強はしてきているので器具の扱いなどの基本的なことは出来るのが前提です。まず、それを覚えなくてはならなくて、さらに器具は何に使うのか?  を理解していなくてはなりません。シーンによっては、誰かが治療をしている後ろに映り込むこともあります。その時に、次の動きに入る様子を器具を扱っていることで、自分で作ることも出来るのでガンバって覚えようと思っています。
ドクターヘリには乗りましたか?
乗りました! ヘリコプターは初めてだったんですけど、すごく興奮しました。怖いんじゃないかな? と、思っていたんですけど、緊張もなかったんです。スッと上がって、スッと戻って来た感じでした。揺れも全くありませんでした。まだ、少ししか乗ってはいないですけど(インタビュー時)、また乗りたいです
最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願い致します。
1st、2ndに引き続いて、すごくリアルな医療現場が見どころだと思います。横峯としては、1話をご覧のみなさんから、“何も出来ないじゃん!”“じれったい!”という声を頂きました。同時に“だからこそ、これからの成長が楽しみ”とも言って頂いています。持ち前の明るさと素直さで、横峯が他のフェローたちと一緒にどんな成長をしていくのか?  を最後まで楽しみにご覧ください。また、医師ではなくても横峯と同年代の方で、新しい職場や環境に戸惑っていらっしゃる方も多くいらっしゃるかと思います。そんなみなさんに、横峯を見て自分もがんばろうと思って頂けるようなキャラクターになるよう、私もがんばって演じます。

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