「地域文化の発信源として
多くの作品を展示しています。」
今回は、匝瑳市からの贈り物!
自らのアトリエを美術館として公開して、
此木さんの作品を中心に、個人の美術館としては
類を見ない貴重な作品が展示されています。
夫婦二人三脚で開設した美術館。
館長を務める奥様は、作品のガイドやお茶をたて、
来場者をおもてなし、ご主人をサポートします。
「近隣に芸術に親しめる場所が無かったということ、
子ども達も芸術に親しんでもらいたいという気持ちで
開館しました。」
そんな子ども達を中心に
人気を博しているのがガンダ彫刻。
ガンダとは、地元の言葉で鉄屑を意味します。
文化の発信源、此木さんの作品は、
地元の図書館や小学校にも展示され、
多くの人々に親しまれています。
「訪れる方が和むような、故郷に帰って来たような、
そういう美術館にしたい。」
地域に根ざした美術館。
それは、まるで故郷のように暖かく
ゆっくりと時間の流れる処でした。