FNSチャリティトーク&ライブを終えて
『FNSチャリティトーク&ライブ』の構想が持ち上がったのは去年のことでした。千代田区有楽町にある東京国際フォーラム・ホールCにおいて、3月5日(木)から8日(日)までの4日間をイベント期間とするというもので、最初にこの話を聞かされた時は「え〜っ」という気分でした。なぜなら、あのフォーラムのホールCで連日コンサートを行うなど夢にも思っていなかったからです。4日間の構成は、真ん中の2日間は、FNSチャリティキャンペーンと谷村新司さんの『ココロの学校』との初めてのコラボレーションと決まりました。

3月5日(木)天気晴れ19時05分。予定より5分遅れてイルカさんの『まあるいいのち』が始まり、待望の『FNSチャリティトーク&ライブ』のオープニングとなりました。私が4日間の舞台進行を務めることになり、緊張の中でのスタートでした。
しかし、「案ずるより産むが易し」とはよく言ったもので、周囲のスタッフの尽力もあり実にスムーズにステージは進行していきました。
初日のゲストは、FNSチャリティキャンペーンのメインサポーターのイルカさんと、フジテレビのバラエティ番組『あいのり』の主題歌でお馴染みの川嶋あいさん。それにサプライズゲストとして南こうせつさんが加わりました。
イルカ・川嶋あい・南こうせつ イルカ・川嶋あい・南こうせつ 第1部は今年度の支援国ガイアナ共和国の取材VTRを見ながらのトークコーナーでしたが、イルカさんと南こうせつさんの思いがほとばしり話が尽きませんでした。
イルカ・川嶋あい・南こうせつ
 
第2部はゲストの歌のコーナーでしたが、こちらでも気合の入ったイルカさんと南こうせつさんのマシンガントークが炸裂し、気づけば終演予定時間を35分もオーバーする大熱演でした。ホールの閉館時間も迫り心配していましたが、「そんなに長くは感じなかった」という観客の方々の声にほっとしたことを思い出します。

2日目と3日目は谷村新司さんの『ココロの学校』とのコラボレーション。両日とも前半30分は取材VTRとチャリティキャンペーンの活動報告を見ていただきました。ゲストは2日目がギタリストの押尾コータローさん。3日目が最近は女優としての活動も始めた平原綾香さんです。
谷村新司・押尾コータロー・平原綾香 両日とも私の出番は前半のみでしたので、ゆったりとした気分でトーク&ライブに浸ることが出来ました。 谷村新司・押尾コータロー 谷村新司さんの2日間の歌声には癒されましたが、押尾コータローさんのギター演奏『With You』、そして3日目の平原綾香さんの『カンパニュラの恋』には心洗われましたし、文句なしに感動しました。 谷村新司と子供たち
 
またこの日は「日本ボーイスカウト東京連盟港地区」の子どもたちも参加してくれました。
 
さて、4日目最終日。出演はパワフルな森川美穂さんと、『桜』で大ブレークした河口恭吾さん、それに演歌のジェロさんという異色の顔合わせでした。
森川美穂・河口恭吾・ジェロ 第1部のトークコーナーではゲストから、「物を購入した時は、知らないうちに苦しい生活をおくっている国から少なからず搾取をしていることに、少しは思いをはせた方がいい」「HIV/エイズに対して無知であることが罪になるのでは?」といった声が出て、大いに意義のある時間を過ごせました。
 
佐々木アナ・ジェロ 第2部ではゲストの皆さんの歌声をお届けしましたが、最後にFNSチャリティキャンペーンに4年間貢献してくれた佐々木恭子アナウンサーにも舞台に上がってもらい、ジェロさんから「ありがとう、お疲れ様でした」という言葉とともに花束が贈られるサプライズ演出もありました。
その後、ゲストと佐々木アナウンサーを含め全員でイルカさんの作曲の『まあるい地球は誰のもの』合唱しましたが、会場の皆さんが振るペンライトの明かりが印象的でした。
 
あわただしい中での、しかし充実した4日間でしたが、準備から進行まで陰で支えてくれたスタッフの皆さんには心より感謝いたします。

なお、4日間の募金額ですが、グッズの売り上げと設置した募金箱で合わせて449、304円となっています。来場してくださった方々の温かな善意に深くお礼を申し上げます。
また、トーク&ライブでの入場料からの募金額については集計ができ次第、改めて皆さんにご報告いたします。
FNSチャリティキャンペーン事務局長  田中 亮介
 
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