実花が苦しんでいるという連絡を受け、優はウミネコ食堂に駆けつける。すると、そこに智也がいたので、優は愕然とする。実花は響子が介護してくれていた。その手際のよさに、優はプロの雰囲気を感じる。
　実花は容態が安定して、則昭に連れられて帰る。キヌ子は烈火のごとく怒り、優を疫病神とののしる。
　騒ぎが落ち着いたところで、優は智也と話し合う。智也はいずみに騙されたことを語り、優に許しを請う。そして、優が許してくれるまで、島で試験勉強をすると言い出す。
　智也はウミネコ食堂の二階に間借りすることになる。優は自分の気持ちの変化に気づき、戸惑う。