第11回 2007年9月13日(木)放送 あらすじ

誰と結婚するの!?

 青柳恵美(伊東美咲)は、元ライバルの大山遥(小池栄子)と従兄弟の鬼瓦和男(佐藤二朗)の結婚報告に衝撃を受ける。しかも、結婚式には毬谷まりえ(深田恭子)たち、丸越の面々も招待するという。信じられないと、2人の結婚を疑う恵美に、黒板リカ(三浦理恵子)は大山の目的は鬼瓦の財産ではないかと言い出す。鬼瓦家のみならず、青柳家の財産も狙っていると言うリカに、まりえは大山が本当は優しい人だと異を唱えた。
 恵美が原田優子(鈴木砂羽)の店に行くと、井口昌平(西島秀俊)が来た。恵美が大山と鬼瓦の結婚はうまくいかないと愚痴ると、井口はまりえ同様に反対意見。井口は、鬼瓦から聞いた二人の馴れ初めを話す。話によると、きっかけはベルガリを辞めて傷心した大山を鬼瓦が慰めたことだった。それでも恵美は納得できず、井口と言い争いに。
 バッグ売り場では大山の結婚式の話で持ちきり。まりえは、セルフプロデュースのハウスウェディングだと期待度満点。また、松原徹人(川田広樹)や葛沼忠(温水洋一)たちも招待されていた。恵美は、大挙してやってくる鬼瓦家側との人数合わせだと言うが、葛沼はそれでも良いと満足気。しかも、いつもと恵美を見る目が違う。と、そこにリカが飛び込んで来た。取締役会で、現社長、奥園五右衛門(若林豪)の会長就任と、雅之(及川光博)の社長就任が決まったのだ。
 大山の結婚式には、恵美の両親たちも混ざった青森からの出席者が多数。恵美は、井口に両親たちの失態がないようにとケアを頼む。だが、慣れないフランス料理に、恵美の両親たちはズレ始める。ついには、披露宴会場にゴザを敷いて日本酒での酒盛りが始まった。せっかくのオシャレな雰囲気がどんどん台無し。大山は席を立ってしまう。追いかけた恵美が、鬼瓦との結婚を取りやめても良いと促すと、大山はベルガリに騙されたと初めて恵美に打ち明けた。そして出会った鬼瓦に、人生で一番大切なものを感じたと大山。さらに、大山は恵美にもそんな選択が迫られる時が来ると告げた。
 結婚式後、丸越デパートではフランスへの海外研修試験が通知される。本社からたった1名の予定。恵美は、試験に挑戦することを決意。すると、まりえも名乗りを上げる。
 そんな時、恵美は五右衛門に呼び出された。恵美は、五右衛門に雅之の嫁になって欲しいと頭を下げられビックリ。追い討ちをかけるように、なぜか葛沼からもプロポーズされる恵美。そして、井口も…。仕事か結婚か? 恵美の選択肢は大きく広がって…。

キャスト

青柳恵美(30) … 伊東美咲

毬谷まりえ(25) … 深田恭子

奥園雅之(34) … 及川光博

松原徹人(33) … 川田広樹(ガレッジセール)

大山 遥(27) … 小池栄子

黒板リカ(32) … 三浦理恵子
吉野加奈子(26) … 上原美佐
豊川みさと(28) … 矢沢 心
長島真澄(24) … 河本麻希
森田吾郎(23) … 米原幸佑
桑田亮子(22) … 松岡佳音

葛沼 忠(42) … 温水洋一

青柳敬造(62) … 笹野高史
青柳清子 … 赤座美代子
鬼瓦和男 … 佐藤二朗

奥園五右衛門(60) … 若林 豪(特別出演)

田村剛彦(38) … 谷原章介

井口昌平(30) … 西島秀俊

スタッフ

■原作
 「山おんな壁おんな」
 (講談社 イブニングKC)高倉あつこ著

■脚本
 前川洋一

■プロデューサー
 保原賢一郎
 塚田洋子

■監督
 林 徹

■音楽
 石田勝範

■制作
 フジテレビ

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