山おんな壁おんな
ボタンが飛ぶ…!?
スリムで足が長く、まるでパリコレのモデルのような素晴らしい美貌の持ち主、青柳恵美(伊東美咲)。そんな彼女にも唯一コンプレックスがある。それは、「壁」のようにバストが小さいこと。
恵美は、丸越デパートの社員。本店1階、デパートの花形とも呼ばれるフロアのバッグ売り場で働いている。休日明けの出勤日、満員電車に揺られる恵美は、背中に柔らかく大きな胸が触れるのを感じた。電車の窓ガラスに映る巨乳女に不快感を露わにする恵美。これが、彼女との最初の出会いだった。
出社した恵美が制服に着替えるためロッカールームに行くと、なんともうらやましい声がする。声の主は、大きすぎる胸に制服のサイズが合わず、ボタンが飛びそうだともらしていた。恵美がそっと覗くと、そこには山がそびえている。その女は、電車で巨乳を押しつけてきた毬谷まりえ(深田恭子)だった。支店からバッグ売り場に配属されたというまりえは、恵美に挨拶。その時、まりえの胸ボタンが弾けて、恵美の口に飛び込む!!
開店前に、恵美はまりえに売り場を案内。立派な山の持ち主、まりえの配属は社員の男たちのみならず、女性たちの視線も集める。恵美の憧れ、田村剛彦部長(谷原章介)さえも?
恵美は4年連続売り上げナンバーワンのエース。開店早々、客をゲットして5分でバッグを売ってしまう。まりえがその腕前に感心していると、社長の御曹司・奥園雅之専務(及川光博)と、その腰巾着、葛沼副部長(温水洋一)が来た。もちろん、お目当てはまりえの山。
まりえも接客を開始。2人の女性客にバッグを薦めていると、またもボタンが飛んでその胸元が露わに。客たちは、まりえの胸に感心し、思わずバッグを買ってしまった。バッグを胸で…。唖然とする恵美に田村が、まりえは支店の売り上げナンバーワンだったと話す。田村によると、まりえの癒し系のムードが客を惹きつけるのだとか…。
まりえがバックヤードにボタンを付け直しに行くと松原徹人(川田広樹)がいた。まりえの胸に目を奪われながらも、松原が仕入れたバッグの説明をしていると、恵美がやって来た。恵美は松原の手配したバッグに色落ちがあったとクレーム。恵美の剣幕に思わず謝ってしまう松原だが、実は自分の方が先輩。
その後、昼食を食べるまりえの胸はテーブルの上。恵美が驚いていると同じバッグ売り場だが、バッグメーカー「ヴェント」の社員・大山遥(小池栄子)が来た。自身も豊かな胸を持つ大山は、恵美を揶揄する。大山は社員の恵美に対し、強烈なライバル意識を持っているのだった。
午後、まりえは支店ナンバーワンの実力を見せて、快調に売り上げを伸ばしてゆく。が、2つのバッグで悩んでいる客に、安い方のバッグを薦めたことが、恵美の目にとまる。お客様に喜んでもらえるものを薦めたいというまりえに、お客様のためといいながら、それは自分の趣味を押しつけているだけなのではと諭す恵美。そんな中、まりえがバッグを取り違えて客に渡していたことが判明する。バッグ売り場一同、バイヤー松原、部長の田村も総出で対応に追われるが、恵美の機転で客を見つけ出し、ことなきを得た。売り場の従業員はデパートの顔。自分のミスがデパートの印象につながると、またもやまりえを諭す恵美であった。
ある日、丸越デパートに、見るからにあやしい男がやって来た。意味不明な言葉を話し、誰かを捜しているようである。バッグ売り場にやって来ると、恵美を見るなりこう言った。「よう! 壁おんな」。その男こそ、恵美の青森の同級生で、恵美に「壁おんな」と名付けた男、井口昌平(西島秀俊)その人だった。
恵美は、丸越デパートの社員。本店1階、デパートの花形とも呼ばれるフロアのバッグ売り場で働いている。休日明けの出勤日、満員電車に揺られる恵美は、背中に柔らかく大きな胸が触れるのを感じた。電車の窓ガラスに映る巨乳女に不快感を露わにする恵美。これが、彼女との最初の出会いだった。
出社した恵美が制服に着替えるためロッカールームに行くと、なんともうらやましい声がする。声の主は、大きすぎる胸に制服のサイズが合わず、ボタンが飛びそうだともらしていた。恵美がそっと覗くと、そこには山がそびえている。その女は、電車で巨乳を押しつけてきた毬谷まりえ(深田恭子)だった。支店からバッグ売り場に配属されたというまりえは、恵美に挨拶。その時、まりえの胸ボタンが弾けて、恵美の口に飛び込む!!
開店前に、恵美はまりえに売り場を案内。立派な山の持ち主、まりえの配属は社員の男たちのみならず、女性たちの視線も集める。恵美の憧れ、田村剛彦部長(谷原章介)さえも?
恵美は4年連続売り上げナンバーワンのエース。開店早々、客をゲットして5分でバッグを売ってしまう。まりえがその腕前に感心していると、社長の御曹司・奥園雅之専務(及川光博)と、その腰巾着、葛沼副部長(温水洋一)が来た。もちろん、お目当てはまりえの山。
まりえも接客を開始。2人の女性客にバッグを薦めていると、またもボタンが飛んでその胸元が露わに。客たちは、まりえの胸に感心し、思わずバッグを買ってしまった。バッグを胸で…。唖然とする恵美に田村が、まりえは支店の売り上げナンバーワンだったと話す。田村によると、まりえの癒し系のムードが客を惹きつけるのだとか…。
まりえがバックヤードにボタンを付け直しに行くと松原徹人(川田広樹)がいた。まりえの胸に目を奪われながらも、松原が仕入れたバッグの説明をしていると、恵美がやって来た。恵美は松原の手配したバッグに色落ちがあったとクレーム。恵美の剣幕に思わず謝ってしまう松原だが、実は自分の方が先輩。
その後、昼食を食べるまりえの胸はテーブルの上。恵美が驚いていると同じバッグ売り場だが、バッグメーカー「ヴェント」の社員・大山遥(小池栄子)が来た。自身も豊かな胸を持つ大山は、恵美を揶揄する。大山は社員の恵美に対し、強烈なライバル意識を持っているのだった。
午後、まりえは支店ナンバーワンの実力を見せて、快調に売り上げを伸ばしてゆく。が、2つのバッグで悩んでいる客に、安い方のバッグを薦めたことが、恵美の目にとまる。お客様に喜んでもらえるものを薦めたいというまりえに、お客様のためといいながら、それは自分の趣味を押しつけているだけなのではと諭す恵美。そんな中、まりえがバッグを取り違えて客に渡していたことが判明する。バッグ売り場一同、バイヤー松原、部長の田村も総出で対応に追われるが、恵美の機転で客を見つけ出し、ことなきを得た。売り場の従業員はデパートの顔。自分のミスがデパートの印象につながると、またもやまりえを諭す恵美であった。
ある日、丸越デパートに、見るからにあやしい男がやって来た。意味不明な言葉を話し、誰かを捜しているようである。バッグ売り場にやって来ると、恵美を見るなりこう言った。「よう! 壁おんな」。その男こそ、恵美の青森の同級生で、恵美に「壁おんな」と名付けた男、井口昌平(西島秀俊)その人だった。