第9回 2006年12月12日(火)放送 あらすじ

生放送!電撃発表と母の逆襲

 少し前から母親と携帯電話のメール交換をしている福田桜子(川島海荷)は、母親が帰国したことを烏山瞳美(松たか子)に言い出せないでいた。それを知らない瞳美は、家族の笑顔に囲まれて、幸せな日々を送っている。
 一方、相川護(森山未來)と結婚したい梓里奈(加藤ローサ)は、周囲の理解を得られず、不満だった。そんな折、瞳美と里奈のマネージャー・斉藤和子(濱田マリ)は社長の柳沢光春(香川照之)に呼び出され、護と里奈の結婚を阻止するように言われる。しかし、里奈は、結婚するんだから周囲に知られても構わない、と開き直ったように言う。
 演劇班所では、本能寺海造(藤田まこと)を中心に「リア王」の舞台稽古が進んでいる。その様子を瞳美が見ていると、護が来て「リア王」を宣伝するためテレビの生放送取材を入れたと告げる。テレビ局の取材が入る日、事務所では「リア王」の衣装合わせが行われ、慌しい雰囲気に。そんななか、取材が生放送だと聞いた里奈は、「電撃発表ができちゃうわけね」と意味深発言を。これを聞いた護は、自分との交際を発表するに違いないと思い、瞳美に報告。里奈を思いとどまらせる方法を話し合った結果、里奈を出演させないようある作戦を立てる。
 その頃、桜子は福田忠太(吉川史樹)に、母親が日本に帰ってきていることを話すと、忠太は母親に会いたがる。桜子は、瞳美たちに内緒で母親と会う約束をしていた遊園地に忠太を連れていくが、母親との再会に踏ん切りがつかない桜子は、忠太の手を引っ張り遊園地を後にする。一方、瞳美は、夜になっても戻らない子供たちを心配して、子供の友人たちに電話をするが行方が知れない。そのとき、電話が鳴った。瞳美が出ると、それは警察からだった…。

キャスト

烏山瞳美 … 松 たか子
      *
相川 護 … 森山未來
梓 里奈 … 加藤ローサ
福田桜子 … 川島海荷
福田忠太 … 吉川史樹
斉藤和子 … 濱田マリ
アントーニオ … 富岡晃一郎
山崎紀夫 … 前川泰之

柳沢光春 … 香川照之
      *
本能寺海造 … 藤田まこと

スタッフ

■原作・脚本
 君塚良一

■企画
 高井一郎(フジテレビ)

■プロデュース
 船津浩一

■演出
 若松節朗
 木下高男
 村谷嘉則

■音楽
 森 英治

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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