役者魂!
29歳の誕生日で大逆転!
烏山瞳美(松たか子)、福田桜子(川島海荷)、福田忠太(吉川史樹)は、ひとりになった本能寺海造(藤田まこと)と、本能寺の家で暮らすことに。その頃、本能寺は、自身の最後の舞台「リア王」の稽古で演出を担当する社長・柳沢光春(香川照之)と意見が合わず、不満を募らせていた。一方、本能寺に怒られ女優魂に火が付いた梓里奈(加藤ローサ)は、やる気満々に。
親の役目に加え、家庭を守る役割までできた瞳美は、忙しいながらも、夢見ていた家族との暮らしに幸せを感じていた。しかし、それもつかの間。食事が終わると、本能寺も子供たちもすぐに自室へ戻ってしまい、気づくと瞳美はひとりぼっちなのだ。
ある朝、朝食も食べずに出かけていく子供たちを注意すると、「うるさいなあ」と言われてしまう。その夜、瞳美が食事を用意して待っていると、本能寺と子供たちから食事はいらないと連絡が入る。やがて戻ってきた子供たちを叱るが、桜子はちゃんと話を聞こうとしない。反抗的な態度を取る桜子に腹を立てた瞳美は、桜子を叩こうとするが、できない。本当の親じゃないから叩けなかった…、瞳美のなかにそんな思いが広がる。
困った瞳美は、本能寺に相談の電話をする。まもなく帰宅した本能寺は、なぜか上機嫌。しかし、瞳美が子供たちのことで電話したと知ると、がっかりしたように部屋へ行ってしまう。
翌日、子供たちはアントーニオ(富岡晃一郎)を尋ねて、瞳美が自分たちを放り出したら、面倒を見てくれと頼む。なぜ、瞳美に反抗的な態度を取ったのか聞くアントーニオに、「うるさいから」と桜子。すると、親はうるさいのが当然と怒られ、瞳美に謝るように言われる。ちょうど、今日が瞳美の誕生日だから、パーティーをやって謝ればいいと提案する。柳沢(香川照之)に頼むとあっさり了解され、稽古を切り上げ、本能寺宅に集合するようにみんなに呼びかける。
瞳美が家に戻ると、誕生パーティーの準備がされていた。子供たちからプレゼントも渡され、嬉しい気分になる瞳美。ところが、本能寺はふて腐れたような態度で、乾杯にも参加しない。気にかける周囲に本能寺は…。
親の役目に加え、家庭を守る役割までできた瞳美は、忙しいながらも、夢見ていた家族との暮らしに幸せを感じていた。しかし、それもつかの間。食事が終わると、本能寺も子供たちもすぐに自室へ戻ってしまい、気づくと瞳美はひとりぼっちなのだ。
ある朝、朝食も食べずに出かけていく子供たちを注意すると、「うるさいなあ」と言われてしまう。その夜、瞳美が食事を用意して待っていると、本能寺と子供たちから食事はいらないと連絡が入る。やがて戻ってきた子供たちを叱るが、桜子はちゃんと話を聞こうとしない。反抗的な態度を取る桜子に腹を立てた瞳美は、桜子を叩こうとするが、できない。本当の親じゃないから叩けなかった…、瞳美のなかにそんな思いが広がる。
困った瞳美は、本能寺に相談の電話をする。まもなく帰宅した本能寺は、なぜか上機嫌。しかし、瞳美が子供たちのことで電話したと知ると、がっかりしたように部屋へ行ってしまう。
翌日、子供たちはアントーニオ(富岡晃一郎)を尋ねて、瞳美が自分たちを放り出したら、面倒を見てくれと頼む。なぜ、瞳美に反抗的な態度を取ったのか聞くアントーニオに、「うるさいから」と桜子。すると、親はうるさいのが当然と怒られ、瞳美に謝るように言われる。ちょうど、今日が瞳美の誕生日だから、パーティーをやって謝ればいいと提案する。柳沢(香川照之)に頼むとあっさり了解され、稽古を切り上げ、本能寺宅に集合するようにみんなに呼びかける。
瞳美が家に戻ると、誕生パーティーの準備がされていた。子供たちからプレゼントも渡され、嬉しい気分になる瞳美。ところが、本能寺はふて腐れたような態度で、乾杯にも参加しない。気にかける周囲に本能寺は…。