第7回 2006年11月28日(火)放送 あらすじ

本能寺VSできちゃった結婚

 本能寺海造(藤田まこと)は、3人の娘のうち誰かに自分の家で暮らしてもらい、福田桜子(川島海荷)、福田忠太(吉川史樹)の面倒を見てもらおうと考える。そして、本能寺は、烏山瞳美(松たか子)と子供たちを伴い、まずは、長女を訪ねる。長女・高橋一子(畠山明子)は、会社を経営する夫と城のような豪邸に住んでいた。本能寺は事情を話し協力を求めるが、愛人との間にできた子供など関係ないと断られる。次に、IT企業の社長と結婚し、豪華なマンションに住む次女・上田二美子(久保田磨希)を訪ねるが、本能寺たちを見るなり小切手を差し出し、帰ってくれと冷たく言う。さらにそこで本能寺は、二美子から三女・美津子(紺野まひる)が、自分に相談もせずに結婚を決めていることを聞き、ショックを受ける。その後、本能寺の引退公演となる「リア王」の準備が進み、顔合わせが行われた。瞳美は、演出を担当する社長・柳沢光春(香川照之)から、「リア王」の概要を聞かされ、ハッとする。老いた国王・リアが、3人の娘たちに裏切られるという展開が、本能寺に今起きている事態に、そっくりだからだ。しかし、「リア王」では、三女だけは、父親を愛し、誠実に接するという。これを知った瞳美は、本能寺に三女に会おうと言う。戸惑いつつも、三女・美津子に電話をかける本能寺。その夜、美津子は、妊娠8カ月のお腹で本能寺家へやってくる。瞳美が結婚式の日程を尋ねると、クリスマスイブだと言う。その日は「リア王」の最終日で出席できないと言う本能寺に、瞳美は、時間によっては可能だと言い、式の時間を聞く。すると、美津子は、結婚相手には父親は死んだと話してあることを明かす。自分がそんなに疎ましいのかと、本能寺は声を荒げる。美津子に失望した本能寺は、「勝手に結婚すればいい!お前はもうわしの娘でもなんでもない!」と言い捨てて、部屋を出て行ってしまう——。

キャスト

烏山瞳美 … 松 たか子
      *
相川護 … 森山未來
梓 里奈 … 加藤ローサ
福田桜子 … 川島海荷
福田忠太 … 吉川史樹
斉藤和子 … 濱田マリ
アントーニオ … 富岡晃一郎
山崎紀夫 … 前川泰之

柳沢光春 … 香川照之
      *
本能寺海造 … 藤田まこと

スタッフ

■原作・脚本
 君塚良一

■企画
 高井一郎(フジテレビ)

■プロデュース
 船津浩一

■演出
 若松節朗
 木下高男
 村谷嘉則

■音楽
 森 英治

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

バックナンバー