第2回 2004年7月13日(火)放送 あらすじ

#2 ウソつきの仲間

 樫山校長(キムラ緑子)の決断で、活動が認められることになった男子シンクロ部。泳吉(市原隼人)と洋介(中尾明慶)は、シンクロ経験者である顧問・早乙女(金子貴俊)の指導の下、早速練習を開始する。とはいえ、正式に創部するためには、終業式前日に全校生徒の前でシンクロ発表会をして、成果を認めてもらわなければならない、という厳しい条件がつけられていた。しかも、終業式まであと2週間足らずしかなかった。
 男子生徒の憩いの場である元展望室・通称「男村」の一角を段ボールで仕切り、シンクロ部の部室を作った泳吉たちは、早速ミーティングを行った。そこで、泳吉たちに、唯野高校で行われたシンクロ公演のビデオを見せる早乙女。泳吉たちは、その演技に引き込まれ、自分たちもやりたい、と言い出す。が、問題は部員が集まるかどうかだった。
 するとそこに、仙一(斉藤慶太)がやってきて、入部すると言い出す。仙一は、緊急部会を開こう、と提案し、泳吉たちをある喫茶店に連れて行った。そこは、粕谷(佐野史郎)が先日オープンさせたばかりの店だった。泳吉たちが発表会に向けてどうすべきか話していると、それを耳にした粕谷が、無料キャンペーン中だというスポーツジムのチラシを持ってきた。無料という言葉と、チラシの水着美女に目を奪われた泳吉たちは、早速そのスポーツジムに向かうが…。

 その夜、帰宅した泳吉は、栞(石原さとみ)から、仙一は嘘つきで、いい加減な男だと聞かされる。が、その話の途中で、栞の父・明(小日向文世)が帰宅すると、栞は、明を避けるように席を立ってしまう。栞は、期末試験までに志望校を決めて明に報告する約束をしていたのに、吹奏楽部の演奏コンクールに夢中だった。
 あくる日、泳吉と仙一が一緒にいると、佐野(木村了)の一派が近づいてくる。泳吉は、佐野からも、仙一には気をつけたほうがいい、と言われる。しかし、当の仙一は、そんな佐野たちのことをまったく相手にしない。それどころか、姫高カラオケ五人衆と呼ばれる新沼(高橋良輔)、鳥羽(滝口幸広)、五木(久野秀隆)、北島(久光邦彦)、氷川(松澤傑)をシンクロ部に勧誘していた。

 一気に部員が8人になり、練習にも熱が入るシンクロ部の面々。すると仙一は、シンクロで使う曲を吹奏楽部に生演奏してもらおう、と言い出す。仙一は、かつて吹奏楽部に誘われ、ティンパニーを担当していたのだという。が、仙一からその件を相談された栞は、猛反発する。すると仙一は、協力してもらう代わりに今度のコンクールは自分がティンパニーを演奏してやるから、などと言い出し、梢(鈴木えみ)からマレットを奪った。事件が起きたのはそのときだった。栞が、マレットを取り返そうとして仙一ともみ合いになった際、ロッカーがティンパニーの上に倒れてきて…。

キャスト

水嶋泳吉 … 市原隼人
矢沢 栞 … 石原さとみ
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山本洋介 … 中尾明慶
川崎仙一 … 斉藤慶太
岩田巌男 … 小池徹平
佐野秀樹 … 木村 了
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早乙女 聖 … 金子貴俊
大原夏子 … 山口紗弥加
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大場加代 … 浅見れいな
越野晴香 … 井上和香
北川 梢 … 鈴木えみ
樫山礼子 … キムラ緑子
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水嶋亀吉 … 今福將雄
矢沢 薫 … 森下愛子
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矢沢 明 … 小日向文世
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粕谷耕造 … 佐野史郎

スタッフ

■原作
  矢口史靖/アルタミラピクチャーズ
■脚本
  橋本裕志
■企画
  金井卓也
  関口大輔
■演出
  佐藤祐市
  高橋伸之
  吉田使憲
■プロデューサー
  船津浩一
  柳川由起子
■音楽
  佐藤直紀
■制作
  フジテレビジョン
  共同テレビジョン

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