第11回 2004年9月14日(火)放送 あらすじ

#11 32人の救世主

 姫乃高校でシンクロ公演をやりたい、と願う泳吉(市原隼人)たちは、朝礼の時にそれを全校生徒に訴えた。鯛造(阿部亮平)や彼の弟・平政(山根和馬)、横山(横上拓哉)ら男子生徒は、そんな泳吉たちを支持し、シンクロ部への参加を希望する。が、女生徒たちの反応は冷ややかだった。泳吉たちシンクロ部を目の敵にしている生徒会長の加代(浅見れいな)は、学園祭で茶道部がプールサイドでイベントを行うことに決め、泳吉たちの妨害をする。
 加代が、学園祭への出店締め切りをやぶって強引にこのイベントを決めたことに怒った泳吉たちは、生徒会室に乗り込んだ。しかし加代は、生徒会規則を理由に、抗議を受け付けない。
 その時、次期生徒会役員選挙のポスターに気づいた岩田(小池徹平)は、自ら生徒会長に立候補することを決意。泳吉や洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、佐野(木村了)らは、全面的に岩田をサポートしようと決意する。
 泳吉たちは、シンクロ練習の傍ら、さっそく選挙に向けて準備を開始。「男子復権」と「シンクロ公演の実現」をかかげ、選挙活動を始めた。しかし、せっかく作ったビラを女子に受け取ってもらえないばかりか、票集めのつもりでやったプールでのやぐらも失敗し、コーチの粕谷(佐野史郎)に怒られてしまうようなありさまだった。そんな泳吉たちのようすを見かねた早乙女(金子貴俊)は、自分達のことだけでなく学校全体のことを考えた主張をすべきだ、とアドバイスする。
それを受けて、泳吉たちは、「男女が協力し合える高校へ!」という新しいスローガンをかかげ、女生徒たちに毎朝あいさつするなど、いままでとは違う選挙活動を展開する。
 それから数日後、栞(石原さとみ)や梢(鈴木えみ)たち吹奏楽部員は、全国大会に向けて出発した。ちょうどその日は、生徒会役員選挙の最終演説が行われる日でもあった。岩田は、本命候補の照枝(仲程仁美)に続いて壇上に上がるが…。

キャスト

水嶋泳吉 … 市原隼人
矢沢 栞 … 石原さとみ
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山本洋介 … 中尾明慶
川崎仙一 … 斉藤慶太
岩田巌男 … 小池徹平
佐野秀樹 … 木村 了
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早乙女 聖 … 金子貴俊
大原夏子 … 山口紗弥加
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大場加代 … 浅見れいな
越野晴香 … 井上和香
北川 梢 … 鈴木えみ
樫山礼子 … キムラ緑子
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水嶋亀吉 … 今福將雄
矢沢 薫 … 森下愛子
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矢沢 明 … 小日向文世
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粕谷耕造 … 佐野史郎

スタッフ

■原作
 矢口史靖/アルタミラピクチャーズ
■脚本
 橋本裕志
■企画
 金井卓也
 関口大輔
■演出
 佐藤祐市
 高橋伸之
 吉田使憲
■プロデューサー
 船津浩一
 柳川由起子
■音楽
 佐藤直紀
■制作
 フジテレビジョン
 共同テレビジョン

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