きっかけは、フジテレビ
東京湾景〜Destiny of Love〜

キャスト

木本美香(25)=李 美香(い・みひゃん)=涼子 ・・・・・・ 仲間由紀恵(二役)
台場にあるネクサス出版『Pen』編集部勤務の編集者。
美人で学歴もあり仕事も出来る。大学病院勤務の若き医師の恋人もいて、当然“結婚”という文字もちらつくが…。ひとつだけ大きな問題が。美香の家庭は在日韓国人。彼女は三世。父は、民族主義を重んじているため日本人との結婚に猛反対されてしまう。恋人も美香の素性は知っていて愛してくれていると思っていたが、美香の父の反対を知った時から、なんとなく距離をおかれてしまう。
そんな寂しさの中、美香は出会い系サイトで見つけた一人の男に“涼子”という偽名でメールを送って…。

金 優里(きむ・ゆうり)(22)=優里(うり) ・・・・・・ 仲間由紀恵(二役)
美香の母親。(独身時代)回想の映像として登場する。
日本人男性との悲恋をしていた。

和田亮介(27) ・・・・・・ 和田聡宏
品川埠頭の倉庫で働く。給料の半分を実家に送金しているため、会社のオンボロ寮(アパート)でクーラーなしの部屋に住み、スクーターで倉庫に通い、帰り道に銭湯で汗を流す、かなりストイックな生活。
趣味は『書』。筆で個性的な文字を色紙に書いて、チャリティーバザーなどで売っている。書道教室の先生も副業に持つ。
ある日、メールを着信。『本当の私をみつけてくれますか…? 涼子』。職場の先輩、大杉に出会い系サイトに登録されたのが原因。亮介は、全く興味なかったが“涼子”という名が気にかかり…。

早瀬佳男(24) ・・・・・・ 佐藤隆太
美香の出版社での一期後輩。同じ部署で働いていて、美香とは男女・先輩後輩を超えた仲。
入社当時、佳男の新人研修時に、お互いサバサバした性格が意気投合し、美香にとっては何でも話せる可愛い弟というか、親友のような存在となった。美香に大学の先輩である守(医者の恋人)を紹介したのも佳男だった。国籍の問題で破談になってしまった後も、強く生きるべくアドバイスし続ける。仕事の面でもプライバートでも、心落ち着く良きパートナーである。そして、美香が新たな恋に躊躇したり、悩んだりするたびに、佳男は根気よくアドバイスをし続ける。

山根真理(21) ・・・・・・ 佐藤江梨子
亮介の元彼女。 亮介の部屋に転がり込み、半年ほど同棲していたが、他に男が出来たからと半年ほど前にケロッと出て行ってしまった。
が、やはり、その男よりも亮介を本当に好きだったことに気づき、ヨリを戻したいと言い寄ってくる。
が、いくら接近しても、亮介の心が自分にないことは分かっていた。
それでも、献身的に亮介を追いかけ続ける。

小山ヒロシ(20) ・・・・・・ 速水もこみち
亮介と大杉の職場の後輩。
やはり同じボロ寮に住んでいる。高校中退してフラフラしているところを大杉に拾われてこの職に就いた。
イケメンにもかかわらず、頭が空っぽなお調子者の為、恋人もできない。

木本紀香=李 紀香(い・きひゃん)(20) ・・・・・・ ソニン
美香の妹。明るくノーテンキな大学生。
が、姉の恋愛の終着点は、自分にも大きな影響を与えることになるだろうと、興味津々で見守っていく。

亮介の母親・光代(55) ・・・・・・ 岩本多代
福島の農家の妻。
明るく夫を支え、息子を育ててきた。

青年(27) ・・・・・・ 川端竜太
優里の恋人。日本人男性。

木本貞姫(70)=李 貞姫(い・じょんひ) ・・・・・・ 森 康子
正雄の母。
在日一世であり、苦労を経験してきた。
美香と紀香を温かく見守っている優しいお祖母ちゃん。

井上弘一(29)=朴 弘一(ぱく・ほんいる) ・・・・・・ 中村俊介
美香の古くからの知り合い。
彼も美香と同様、在日韓国人である。美香の父親の大のお気に入りで、父の差し金で再会する。
現在は韓国人の親が経営する会社の副社長になっていて、裕福な生活をしている好青年。
美香の父親と井上の母親は、事業拡大の目論見もあり、井上と結ばれることを望んでいて家族ぐるみで二人の恋愛を進展させようとしていく。
実は、井上自身も、幼少の頃から、美香に想いを寄せていた。5年ぶりに再会して大人になった美香に再び恋心が再燃する……。

井上麗子(58)=朴 麗子(ぱく・りょじゃ) ・・・・・・ 李 麗仙
金持ち韓国人。
何としてでも息子の初恋を実らせようと、美香と結婚させようと仕組んでくる。その態度は抑圧的である。

神谷 文(42) ・・・・・・ 仲村トオル(友情出演)
男性小説家。 次の新連載小説の編集担当に美香を指名してくる。その理由は、美香の母親の物語を小説にしたかったからだ。
美香の母親の残した日記を読み、それを小説にしたいという。
母親が美香の父親と結婚する前に日本人男性との大恋愛をした内容が綴られている日記。
美香に日記を手渡し、その判断を美香に委ねる。
美香が決意しかねても、とりあえずは書き進めると。
たとえ出版できなくてもいいから書きたい、と。

大杉 健(40) ・・・・・・ 哀川 翔
亮介と同じ倉庫で働く先輩。
オンボロ寮では、亮介の隣の住人。バツイチ。
かつては一流メーカーのサラリーマンだったが、組織に縛られることに嫌気がさし、脱サラしてこの職業に就いた。
かなりのハイテンション野郎な兄貴分。が、キレると凄いらしい。
亮介に無理やり出会い系サイトに登録させた張本人でもある。

和田健介(55) ・・・・・・ 夏八木 勲
亮介の父親。
福島で、女房とともに農家を営んでいる。
若い頃は東京で働いていたらしいが、田舎に戻り農家を継ぎ結婚し家庭をもうけた。性格の良い女房と共に細々と暮らしてきた。

木本正雄(55)=李 正雄(い・じょんうん) ・・・・・・ 石坂浩二
在日韓国人の成功者。ビジネスホテル業で大成功している。
日本人たちとビジネス上は上手く関わっていくことは重要だけれど、プライベートな関わりは韓国人同士に限ると割り切っている。
息子が生まれなかったため、美香に婿養子を取って貰うつもりでいる。
婿養子は当然、在日韓国人に限る。とても厳格な父親である。
ある日、井上の息子が帰国したことを知り、彼だったら婿に入らなくても、事業も安泰するという理由で、美香との結婚を望んでいる。


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