第2回 2007年1月23日(火)放送 あらすじ

決死の結婚記念日

 ハジメ(ユースケ・サンタマリア)は、偶然見てしまった妻・陶子(石田ゆり子)の携帯メールから、彼女が今週の土曜日に男とホテルに泊まることを知る。しかしハジメは、陶子を問い詰める勇気もなく、どうすればいいのかわからずにいた。
 そんな折、ハジメは、雑誌「現代公論」の特集会議で知ったインターネットのQ&Aサイトのことを思い出し、「今週、妻が浮気します。問い詰めるべきか、様子をみるべきか。僕はどうしたらいいのでしょうか? Xデーまで、あと3日です」と書き込んだ。すると、すぐさまサイトの利用者から「問答無用で即刻離婚」「奥さんを殴ってでも問い詰めるべきです」といった回答が寄せられる。そのひとつに、プリンという名前の女性からの回答があった。そこには「冷静になって浮気相手が誰なのかを確かめ、ふたりの関係値を探るべきではないか」と記されていた。浮気が初犯なら未然に防げば未遂に終わり、すでに浮気をしているならその交際期間の長さや関係性によっても対応が変わる、というのだ。それを見たハジメは、プリンの意見に納得しながらも、どうやって陶子と浮気相手の関係を探ればいいのか思い悩む。
 するとそこに、新人編集者の馬場(和田正人)から電話が入る。馬場は、「現代公論」で新たに連載を依頼した作家の一条(あめくみちこ)にインタビュー取材をする予定だったが、取材時刻になってもカメラマンの恵介(鈴木浩介)が到着していないのだという。ハジメは、慌てて一条の家に向かった。
 ハジメが一条の家に到着すると、すでに取材は終了していた。だが、恵介が遅れたせいで大幅に予定時間を過ぎてしまったため、一条はカンカンだった。ハジメは、そんな彼女にひたすら頭を下げた。恵介の遅刻は、オートバイを盗まれてしまったことが原因だった。しかし恵介は、盗難防止用のGPS探知機をつけていたため、盗まれたオートバイの場所を特定して取り戻してきたのだという。恵介からGPS探知機を貸してもらったハジメは、陶子にこれを使えばいいのでは、などと考えていた。
 会社に戻ったハジメは、法務部の至宝(西村雅彦)に呼び止められる。ハジメが持っていたGPS探知機を見た至宝は、ポケットからネットショッピングで買ったという盗聴器発見器を取り出した。至宝は、妻の君子(広田レオナ)に浮気を疑われているため、念のため家や車の中を盗聴器発見器でチェックしているのだという。
 同じころ、痴漢事件を起こした役人の直撃取材を続けていた玉子(ともさかりえ)と轟(沢村一樹)は、カフェテラスで男性と一緒にいる陶子の姿を目撃する。轟からそのことを教えられたハジメは、帰宅後にそれとなく陶子にその話を切り出すが…。

キャスト

堂々ハジメ(35) … ユースケ・サンタマリア
三枝陶子(35) … 石田ゆり子
泉 玉子(32) … ともさかりえ
轟 真一郎(36) … 沢村一樹
   ・
春木耀司(42) … 藤井フミヤ
   ・
河野恵介(32) … 鈴木浩介
馬場 敦(23) … 和田正人
蟻田ミキオ(30) … 宅間孝行
美濃部善男(46) … 皆川猿時
   ・
堂々 力(6) … 加藤 翼
至宝君子(43) … 広田レオナ
小町ゆかり(50) … 江波杏子
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至宝 勝(43) … 西村雅彦

スタッフ

■原案
 今週、妻が浮気します
  GoAhead&Co.著

■脚本
 吉田智子

■企画
 中島久美子(フジテレビ)

■プロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■演出
 村上正典(共同テレビ)

■音楽
 佐藤直紀

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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