テレビ寺子屋【いのちのバトンタッチ/鈴木中人】 次回 2026年10月17日(土) 4:52~5:22 放送 オフィシャルサイト(外部)はこちら 命ってなんだろう?家族ってなんだろう?いのちをバトンタッチする会代表・鈴木中人さんが語る、短い生涯を懸命に生き抜いた、ある女の子のお話です。
放送内容詳細 私は愛知県で生まれ育ち、地元で就職して社内結婚をしました。妻・淳子との間に長女が誕生し、景子と名付けました。その後、弟の康平も生まれ、どこにでもいる普通の家族として暮らしていました。景子が3歳の夏。元気がなく、遊んでいてもすぐに座り込んでしまいます。病院に行くと「小児がんかもしれない」と告げられました。私はそれが現実だと思えず、何も感じることができませんでした。入院前夜、私たちは景子に伝えました。「お腹に悪い虫さんがいるから明日から入院だよ。でも、お父さんとお母さんが一緒だから大丈夫」。すると景子は「康ちゃんは?」と、弟のことを心配するのです。それまで家族が一緒にいることは当たり前だと思っていましたが、それがどんなに素晴らしいことか初めてわかりました。入院し、手術をして抗がん剤治療が始まりました。ある日「わたし天国にいっちゃうの?」と景子が言います。まだ3歳ですが、本能でわかるのです。2年間の治療の末「保育園へ行っていいよ」と医師から言われました。保育園では笑顔いっぱいで過ごしました。先生やお友達が普通の子どもとして接してくれたからです。そのおかげで景子は「私はみんなと同じ。病気は治る」と前向きに過ごすことができました。治療終了後の検査で異常なしと言われ、普通の生活に戻れると信じていました。しかし最後の脳の検査で再発が判明します。病気は骨へ転移し「余命数ヶ月」と告げられました。 出演者 【講師】鈴木中人(NPO法人いのちをバトンタッチする会代表) 【司会】北村花絵(テレビ静岡アナウンサー) 【手話通訳】石川ありす