天国の恋
41歳の斎(床嶋佳子)は古本屋の亭主・郷治(ダンカン)と結婚して15年。すっかり倦怠期を迎え、嫌味な姑・幹子(丘みつ子)を巻き込んでいざこざの絶えない日々を過ごしていた。
ある日、斎が店番をしていると、どこかおどおどした青年・元春(高田翔)が万引きをしているのに気づく。青年が万引きしていたのは官能小説家・弥生(小原正子)の作品だった。慌てて彼を取り押さえようとした斎だが、その際、思わず……。
万引き青年を取り逃がした斎を郷治は非難。苛立ちを覚えながら、斎は約束していた異母姉妹・朔子(川上麻衣子)との待ち合わせ場所に出かける。朔子は金も余裕もある同世代の友人を連れてくるが、彼女たちの活き活きとした姿に、斎はあせりさえ感じる。斎の心の中で“離婚”の二文字が大きくなり…。
ある日、斎が店番をしていると、どこかおどおどした青年・元春(高田翔)が万引きをしているのに気づく。青年が万引きしていたのは官能小説家・弥生(小原正子)の作品だった。慌てて彼を取り押さえようとした斎だが、その際、思わず……。
万引き青年を取り逃がした斎を郷治は非難。苛立ちを覚えながら、斎は約束していた異母姉妹・朔子(川上麻衣子)との待ち合わせ場所に出かける。朔子は金も余裕もある同世代の友人を連れてくるが、彼女たちの活き活きとした姿に、斎はあせりさえ感じる。斎の心の中で“離婚”の二文字が大きくなり…。