スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~

第9回 2007年12月11日(火)放送 あらすじ

恐るべし妻の直感

 川瀬(成宮寛貴)の身を案じた絢菜(芦名星)は、父の墓に花を供えてくれた礼を言うとともに、服部(上杉祥三)のたくらみを川瀬に忠告する。
 一方、大輔(上川隆也)は、加茂(劇団ひとり)と時田(梶原善)がアリバイ工作に用意してくれた魚を持って帰宅。真澄(田中美佐子)は志摩子(森口瑤子)に教えられた浮気の兆候を思い浮かべ、本当に釣りに行ったのかと怪しむが、大輔は時田に教わった言い訳で強引にごまかす。
 翌日、加茂はクリスマスに、妻・彩子(小野香織)と200年に1度やってくるアフロディーテ流星群を見る計画を話す。それを聞いた時田は、3人がそれぞれ愛する人を連れて流星群を見る「3万円ロマンの会」を実行しようと言い出すが、真澄と絢菜のどちらを連れて行くのかと聞かれた大輔は、自分の気持ちに嘘をついてはいけないとまで言われて返す言葉もない。
 そんな時、真澄が加茂と時田を夕食に招待し、大輔が釣ったと言って持ち帰った例の魚の数々を食卓に並べた。真澄は男3人をじわじわと追い込んでいき、とうとう加茂が口を滑らせたことから、アリバイがばれそうになり大輔は凍りつく。そこで時田は、志摩子を好きになった自分がデートに誘う勇気がなく、大輔たちに付き合ってもらったと嘘をつき、間一髪その場を切り抜ける。しかし、真澄ばかりか理英(美山加恋)までが「もし浮気をしていたら慰謝料もらって離婚だ」とアッサリ言ってのける姿を見て、大輔はゾッとする。
 諏訪野家からの帰り道、加茂と時田は偶然、絢菜が川瀬に送られて帰ってくるのを目撃してしまう。川瀬は服部と連絡を取ろうとするがつかまらず、絢菜も服部を探すのに協力していたのだ。翌日、時田から2人の目撃情報を聞かされた大輔は「絢菜は友達だ」と強がるが、内心では動揺する。
 そしてついに、川瀬が服部の指示で私財を投じてM&Aを進めていた会社が倒産してしまった。それは計画倒産で、服部の罠だったのだ。追い詰められた川瀬は最大のピンチに陥る。

キャスト

諏訪野大輔 … 上川隆也
川瀬光充 … 成宮寛貴
加茂健司 … 劇団ひとり
時田秀喜 … 梶原 善
香月絢菜 … 芦名 星
諏訪野理英 … 美山加恋
黒田志摩子 … 森口瑤子
諏訪野真澄 … 田中美佐子

ほか

スタッフ

■脚本
 旺季志ずか

■演出
 河野圭太

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 高橋萬彦(共同テレビ)
 中岡多津子(共同テレビ)

バックナンバー