鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
柳座にハナ(多岐川裕美)が来ていたと知り、驚くさき(浅野ゆう子)。英次郎(片岡鶴太郎)から鈴子(美山加恋)は気づいていないはずだと聞き、安堵する。しかし、座員から英次郎に訳ありの未亡人が訪ねてきたという噂を聞き、不安を感じていた鈴子は、英次郎にさきを悲しませないよう伝える。一方、再びハナが現れるのではないかと気になり、芸に身が入らないさき。郵便物の中に鈴子宛の良太(西井幸人)からの手紙があるのを見つけ、思わず破ってしまう…。その頃鈴子は、春夫(佐野和真)から蓮華(小野かおり)との逢引きに協力するよう頼まれていた。春夫に筑豊で良太と会う際はいくらでも力を貸すと言われ、しぶしぶ手伝うことにするのだが…。