あらすじ

<第29回>
 #29は「セレクトステージ」第一弾「熱海殺人事件」のメイキング。
 第1回〜4回のダイジェストに加え、リハーサル、本番収録の裏側の映像もタップリ使われています。ゲストの松岡昌宏さん、今井翼さん、そして藤谷美和子さんのコメントもご紹介。さらには少年隊三人のインタビューも・・。
 放送できなかったエピソードを含め、詳しい内容に少々、触れましょう。

●今回の衣装は監督の拘りでモノトーンに。まだ夏の暑さの残る9月始め、メンバーとディスカッション。三人ともそのアイディアに大乗り気。
ニシキは役作りのために急遽、ヒゲをのばした程の拘り。肌の色も悪役らしくダークな感じに仕上げていました。
●当初は「自分の思いを少年隊に伝えるだけ」とおっしゃっていた原作のつかこうへい氏。しかし、1時間近く早く稽古場に訪れると我慢できなくなったのか、熱心に演技指導を始めました。戸惑いながらもめったにない機会に三人も大乗り気。
その日の稽古はなんと、10時間以上に及びました。(少年隊のファッションは自前のジャージ。襟にタオルを巻いたり、帽子で汗止めをしたり・・と一工夫でした)
●丁度、ミュージカル「カルメン」の稽古中とあってスケジュールの調整が一番大変だったニシキ。しかし、原作を読み、他の人の台詞まで暗記するほどの拘りでリーダーシップを発揮。ちなみにヒガシは台詞を徹底的に「書き写して覚える」派。カッちゃんは「声に出して何度も繰り返す」派・・だとか。
●松岡くんは「いつもと違う状況で共演できて楽しかった」、今井くんは「東山さんはあれほどタキシードの似合う人はいない。錦織さんは面白くて、植草さんはご飯を食べさせてくれた優しい方」、藤谷さんは「すかした(笑)ヒガシと面白くってクールなニシキ、優しいカッちゃん・・で、三色アイスをちょっとづつ食べた感じ」と、コメントを下さいました。
●少年隊の三人がドラマで共演するのは15〜6年ぶり。しかし、いつもの「空気感」で息はピッタリ。「稽古は2日しかなかったけど、楽しかった。つかさんに稽古をつけてもらえる機会なんてあまり無いので貴重だったね。」と語ってくれました。
●撮影中の様子は・・というと、芝居のテンションが高く、長いシーンも多いため、何時もより緊張気味の少年隊。「カメラの前で芝居をするのは何年振りだろう?」と言うニシキ。その深い芝居に思わず泣いてしまったスタッフも・・。しかし、切り替えの早さも天下一品、座長・・という意識もあるのでしょう、三人ともゲスト、スタッフに冗談を飛ばし、緊張を和らげてくれました(無口なヒガシもちゃんと参加です)。


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