あらすじ

<第2回>
第二回、4月17日のゲストも先週に引き続きムッシュ・かまやつさん。
デビューしたての頃「ジャニーズにはかなりへこまされた」と仰るムッシュ。当時、
大人気だったグループサウンズのスターだったにもかかわらず「きちんとしたコンセ
プトがあって・・かなわないなぁって思った。スパイダースが良い目にあったのは
ジャニーズが踊りの練習でアメリカに行って(日本に)いなかった時だけ」なのだと
か。
D・ボウイが来日した際、コンサートを観に行ったムッシュ。三階から矢が飛んで来
てボウイの胸に刺さる・・という演出が施されたシーンで肩を叩く人が・・。振り返
るとジャニー・喜多川氏(少年隊の事務ショの社長であり、日本を代表する演出家で
もあります)が一言。「これね、ボク(がやった演出)の方が早かったんだ」。この
言葉を聞いて「あぁ、なんて子供みたいに・・それでいてクリエイティブな人なん
だ」と感心したと仰るムッシュ。その言葉を拾った我らがニシキ、ヒガシの肩を叩き
つつ、社長のモノマネで「ムッシュ、あの矢はね、本当は刺さってないの。(ここか
らは自分の声で)・・って、そんな事、判ってるよ!かまやつさんだって大人だぜ
!」と笑わせてくれました。
大の車好き・・であるムッシュ。16才で免許を取り(以前は16才の取得でし
た)、「バンドをやったのも車が欲しかったから」と言う筋金入り。経験から生まれ
た哲学は「苦しい時程、いい車やいい楽器を持とうとするもの。金はどうにかなっ
ちゃう」。それを聞いたヒガシ。「ウエクサも車、好きで・・金ないのにBMW買っ
ちゃったり・・その金、どこからでるんだ?」と痛い質問。カッちゃんは「どうにか
なるもんなんだよ」と苦笑いでした。その後、ムッシュの歴代の愛車を紹介。渋めの
車が多いムッシュ、新車で購入した事がないそうで「街を流していて素敵な車がいた
らついてっちゃう」のだとか。ニシキ曰く「ストーカーのはしりですね・・」。「若
い頃は友人とアパートの前にルマン・レースの様に車を並べ、一斉に走ってそれぞれ
の車に乗り込み、湘南までレースをした・・暴走族のはしりかも」と照れていらっ
しゃいました。
「人生は短いから遊びに限らず楽しく有りたい。好奇心こそ創作の原点」と仰るムッ
シュに感銘を受けた様子の三人でした。

セレクトソングは先週に引き続き「六本木心中」。ただし!バージョンが違います。
実はこのような形式で撮影をするには、全力で何度も踊って頂かなくてはなりませ
ん。その後、クローズアップの撮影なども行いますので、時間もかかっており、つま
りは別ヴァージョンも存在します。今回はクオリティーを崩さず、新しいテイクを短
めに編集しました。少年隊の肌の色も少し、なまめかしくしてみたのですが・・如何
でしたか?

「男道」。第二回目は先週に引き続いてニシキ&カッちゃんの「究極のカレー創
り」。
料理マスター・カッちゃん曰く「夜中でも簡単につくれる即席和風カツカレー」、受
けるニシキの「(目標は)明日、美味しいカレー」と・・改めて意思表明。
割烹着姿のニシキ(実は三角巾までしようとしていた)とブルーのハナエ・モリのエ
プロン姿のカッちゃん(色が青なので男モノと勘違い。はじめはつけ方を間違ってお
りました)の対決です。
即席・・をうたうカッちゃん、カレーには着手せず(OAされませんでしたが)サラ
ダ創りをスタート。ニシキの進行状況と新人アナ・滝川の働きをチェック!ニシキは
(お母様方の)御爺様にならい、煮ボシで出汁をとり始めます。ジャガイモもたまね
ぎも皮をむかない(!!!)ニシキ。カッちゃんの忠告にも耳を貸しません。滝川ア
ナが「・・あっ、じゃがいもの皮・・ついたままです・・」と消え入るような声で
カッちゃんに報告しているのを小耳にはさむないなや「!むかないよ!男がジャガイ
モの皮、むいてるの見た事ある?!!」と大声。びびった滝川アナ、渋々と頷いてお
りました。お米をとぎ始めた滝川アナを小姑のような目で見つめるニシキ「なんか、
手つきが違う」。カッちゃんは「とぐんだぞ?」とダメ押し。滝川アナ「判ってます
よ」と元気に答えていましたが・・。
ニシキとカッちゃん、お互いのいないところで「カツカレーなんて逃げてる。男らし
くない」「(この鍋で)大丈夫なんて言ってるけどきっと溢れてあわてる」・・と、
バッシング大会。カッちゃんの予想が当たって、灰汁が溢れたニシキ、こっそりと
「これがまた隠し味に・・」とカッちゃんの鍋に・・(実はここでニシキは分量の計
算を誤り、鍋を変えています。VTR,チェック!)。カッちゃんは余裕でカツを揚
げはじめます。それは、手馴れたモノで、空いている小さな鍋に薄く油を引いて低音
でカラリ!と仕上げていきます。調子が出てきた二人。どちらとも無く「ゲット・レ
ディ」をイントロから口ずさみはじめます。この時、ご飯係りを任命された滝川アナ
が「できました!」と報告するも二人並んで、背中ごしに無視(これが30半ばの男
性が一回り下の女の子にする仕打ちでしょうか?^^;)!ショボンとした滝川ア
ナ、ご飯がつきづらいしゃもじをみつけ「これ、知ってます?」と仲間に加わろうと
しますがカッちゃんに「知ってる」、ニシキに「持ってるよ」と言われシュン。女の
子をいじめて楽しそうな(!)二人はなおも「ゲット・レディ」をご機嫌で歌いま
す。そこで滝川アナ「ご飯が・・かたい」と爆弾発言。歌が止まる二人。結局、カッ
ちゃんの命令のもと滝川アナは出来合いのご飯を買いだしに・・。本人「なんで、大
切な時に・・こう、ドジなんだろう・・」とかなりの落込み(この後、彼女は皆から
滝川クリステルではなくコメステル・・と呼ばれるようになったのでした。普段はキ
チンと家事をこなすお嬢サンなのですが、新人ゆえに上がってしまったのでしょうか
?皆、不思議がっております)。
試食タイム。マスター・カッちゃんのカレーは台所を貸して下さったお母様も絶賛。
ニシキのカレーは本人も「これは・・カレーなんだろうか?お母さん、辛くないけど
・・変てこな味がするよ」と言うモノでしたが、どうしてどうしての出来映え。「男
道」見事に完成でした!
(ご相伴にあずかったスタッフ。カッちゃんのカレーはやや甘口ながらまさにそば屋
の和風味、カツは時間がたってもカラリとあがった素晴らしい出来映え。ニシキのカ
レーも唐辛子の利いた都会的な味わいで、実はエスニック好きのスタッフに大好評で
した。御二人ともご馳走様でした!尚、滝川アナが失敗したご飯。ニシキ、カッちゃ
んとも、お酒を入れて炊き直したり、様々な努力の結果「ヤキめしならOK」という
状態にまでもって行ったという事をお知らせしておきます。)


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