椎名誠のでっかい旅~謎の大河メコンを行く~
椎名誠のでっかい旅~謎の大河メコンを行く~
2003年9月19日(金)放送終了

放送内容詳細

 知られざるアジアの大河「メコン」。
 正式には「メ・ナム・コン」といい、“メ”は、母を意味する。この「母なる大河」は、名前の通り人々に大きな自然の恵みを与え、母のように見守り包み込んでくれる川なのである。
 昨年11月に放送した『椎名誠のでっかい旅!アマゾン謎の森を行く』で、すっかり川に魅了されてしまった作家・椎名誠が、この母なる大河「メコン」に45日間どっぷり包まれる旅にでる。
 アジアにありながらまだまだ知られていない「メコン河」。長さ4525キロ。東南アジアで最も長い川「メコン」。その源流は海抜5000メートルのチベット高原にあり、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム、そして南シナ海へと流れ込む。歴史的にも長年戦争に巻き込まれ激動の時代が続いたため、縦断した人はほとんどいないと言われている。椎名自身もインドシナはほとんど訪れたことがなく、「メコン河」を下るのももちろん初めての体験となる。
 今回は、中国との国境近く、ラオス北部の街・ボーテンから南下し、カンボジアを通り、ベトナムの南シナ海まで、インドシナ半島を3000キロ縦断!!
 ラオス北部では、高地山岳民族の村を訪ねて回り、素朴で純粋な民族の生活や人々に触れ合う。メコン最大の滝“コーン・パペーンの滝”では、苦労しながらも伝統を守った漁をしている親子に出会い、椎名を感動させる。その他“アンコール・ワット”や東南アジア最大の淡水湖“トンレサップ湖”などを訪ね、椎名を唸らせる。そして旅のフィナーレ、ベトナムの河口ではユニークな漁に遭遇する。
 川とともに生きる人々との出会い、彼らを通して椎名はメコンをどのように感じたのか…。上流から下流へ、人と川との触れ合いがどのように変化していくのか、メコンとともに生きる人々との出会いが見もの。
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出演者

■出演
  椎名 誠
■ナレーション
  橋爪 功

スタッフ

■プロデューサー
  西渕憲司(フジテレビ)
  石川よしき(日本テレワーク)
■演出
  上野修平(日本テレワーク)
■制作
  フジテレビ
  日本テレワーク