シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~

第10回 2008年9月9日(火)放送 あらすじ

脱獄!チーム最大の危機!

 柴田竹虎(小池徹平)は、少年刑務所の服役囚・伊能孝義(姜暢雄)らが企てている脱獄計画について明かされる。伊能らは脱獄後、落合建夫(橋爪遼)と会う段取りになっているとも話し、結局、竹虎も計画に参加することに。
 その頃、宝生美月(大後寿々花)は、一命は取り留めたものの意識が戻らない白豚(塚地武雅)の病室にいた。
 また、藤木小次郎(藤木直人)は、千葉さくら(真矢みき)に呼び出され白豚の傷害事件についての事情聴取を受けていた。落合の犯行だと確信するものの証拠がない小次郎は、いらだちを隠せない。
 一方、新庄徹(宮川大輔)は、再び県警本部に常盤遼子(井上和香)を訪ねると、さくらが竹虎を少年刑務所に潜入させた証拠となる書類を突き付け直訴。これでも県警が動かないならマスコミにバラすと遼子に迫る。
 古着店に戻った美月は、白豚が“チームシバトラ”への思いを綴ったブログを見ていたたまれない気持ちになっていた。そんなところへ、小次郎が戻ってくる。小次郎は白豚のパソコンの中に、落合の居場所につながる手がかりがあると言い、パソコンをさくらの元へ。
 翌日、竹虎は刑務所のグラウンドで話していた河東学人(大東俊介)から、実は伊能が「鬼神」かもしれないと聞かされる。河東は「鬼神」として捕まったが、実は河東が名乗る前から「鬼神」は存在しており、そのオリジナルが伊能の可能性があるというのだ。
 同じ日の夕方、伊能らは部屋に集まり明日決行する脱獄について話し合っていた。そんな折、看守から明後日に予定されていた外壁の工事が明日に変更になったと聞かされる。工事が入れば、伊能らが壁に開けた脱出用の穴が見つかってしまう。となれば、今夜がチャンスだ。しかし、外塀を乗り越えるために必要なカマは、明日の農作業中に盗む手はずとなっている。そこで、食中毒を装い医務室に運ばれた竹虎と若林(杉浦太雄)が、カマの代用品を物色することに。洞察力の鋭い竹虎は、見事、代用品を見つけ出し持ち帰る。
 そして、いよいよ脱獄計画を実行する—。

キャスト

柴田竹虎(24) … 小池徹平

宝生美月(16) … 大後寿々花
白豚(23) … 塚地武雅(ドランクドラゴン)
        *
千葉さくら(40) … 真矢みき
        *
新庄 徹(32) … 宮川大輔
鮎川 環(23) … 南 明奈
        *
木下満男(38) … 今田耕司
南原貫太郎(27) … 内田 滋
宇崎 亨(20) … 聡太郎
宮城芽衣(24) … 近野成美
真鍋夕菜(23) … 松田珠希
        *
藤木小次郎(32) … 藤木直人

スタッフ

■原作
 「シバトラ」
 安童夕馬/朝基まさし
 (講談社 週刊少年マガジン連載)

■脚本
 武藤将吾

■企画
 立松嗣章(フジテレビ)

■プロデュース
 稲田秀樹(共同テレビ)
 柳川由起子(共同テレビ)

■演出
 佐藤祐市(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)
 岩田和行(共同テレビ)

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

バックナンバー